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オリコとサイバーエージェント子会社のCASMが広告商品開発へ 基本合意を締結

株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)と、株式会社サイバーエージェントの子会社である株式会社CASMは、オリコが保有する1st Party Dataを活用したデジタル広告事業の創出に向けた基本合意契約を締結しました。両社は、外部デジタル広告メディアへ配信するデータ活用型広告商品の共同開発を進めます。システム対応や運用体制の整備などを経て、2026年度内の提供開始をめざします。

協業の背景と金融データ活用の需要

インターネット広告市場では、パーソナルデータ保護を目的とした法規制の強化や、ブラウザ・OS各社による3rd Party Cookieおよび広告識別子の利用制限が進み、従来型の広告ターゲティング手法を取り巻く環境が変化しています。こうした変化を受け、事業会社が本人の同意に基づいて取得・保有する1st Party Dataの広告活用ニーズが高まっています。

なかでも金融データは、本人確認を経て取得される情報を含むことや、生活者の消費行動との関連性が高いことから、広告・マーケティング分野における活用の可能性が注目されています。個品割賦事業やカード・融資事業を通じて顧客基盤を持つオリコと、金融機関が保有する顧客データの広告活用支援や販売実績を持つCASMが連携し、オリコを事業主体とするデジタル広告商品の開発に向けて協業を開始することで合意しました。

基本合意における共同開発と体制整備

両社は、オリコが保有する1st Party Dataを活用した広告事業の創出などを共同で行うことを目的として、以下の事項に取り組みます。

  • データ活用型デジタル広告商品の共同開発:オリコが保有する1st Party Dataを活用して広告配信対象のセグメントを設計し、外部デジタルメディアへ配信する運用型広告商品を共同で開発します。
  • 事業運営体制および取扱基準の整備:広告取り扱い基準や運用体制などを整備するとともに、関連法令およびガイドラインなどを遵守し、顧客情報の適切な管理のもとで安全・安心に運営できる体制を構築します。

なお、今回の基本合意は共同での事業創出に向けた基本的な事項を定めるものであり、各社の役割分担や具体的な実施内容は、今後締結する個別の契約において定められます。

今後のスケジュールと展望

両社は準備期間において、システム対応、広告取り扱い基準およびオペレーションの整備などを進め、2026年度内に本商品の提供開始をめざすとしています。

オリコは中期経営計画において、5年後の到達点として「テクノロジーの組織ケイパビリティを高め、新たな金融モデルを構築」を重要な経営テーマの一つに掲げています。同社は今後もデジタル・データを活用したマーケティング支援に取り組むとともに、DXの深化によるマーケティング先進企業をめざすとしています。

両社の概要

株式会社オリエントコーポレーション

  • 所在地:東京都千代田区麹町5丁目2番地1
  • 代表者:代表取締役社長 梅宮 真
  • 創業:1954年12月27日
  • 事業内容:個品割賦事業、カード・融資事業、銀行保証事業、決済・保証事業、海外事業
  • URL:https://www.orico.co.jp/

株式会社CASM

  • 所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
  • 代表者:代表取締役社長 下田 満
  • 設立:2021年6月1日
  • 事業内容:カード決済データをはじめとした金融データを活用したマーケティング事業、金融データを活用した広告商品またはシステムの開発
  • URL:https://www.casm.co.jp/

本記事は株式会社オリエントコーポレーションの発表をもとに作成しました。

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