フォーティエンスとSmartsheetがSCM領域の業務変革支援で協業開始
フォーティエンスコンサルティング株式会社とSmartsheetは、サプライチェーン領域における新たな業務変革支援に向けてパートナー契約を締結し、協業を開始しました。フォーティエンスが持つSCM(サプライチェーンマネジメント)改革や業務設計の知見と、Smartsheetのプラットフォームを掛け合わせ、需給調整に関わる人と組織の変革や企業間の情報活用連携を促進するソリューションの開発を進めます。これにより、急激な環境変化にも柔軟かつ迅速に対応できる強靭なサプライチェーンマネジメントの実現を目指すとしています。
協業の背景と課題認識
近年、需要変動の激化や地政学リスク、環境対応、労働力不足などを背景に、企業間の情報連携基盤の整備が進んでいます。一方で、データが整った環境下でも調整業務や個別確認に多くの時間を費やす状況が続いています。
SCM業務で扱われる需給情報は意思決定や合意形成の積み重ねであり、その背景や理由も含めて蓄積・活用されることで価値のある情報資産になるとされています。両社は、システムやデータの連携にとどまらず、文脈(コンテクスト)まで業務推進に活用し、必要な相手と目的に応じたコミュニケーションを行える体制の構築が必要であるという課題認識のもと、人と組織の連携を支える新しいSCM業務や情報基盤の構想・実装に向けて協業に至りました。
取り組み内容と目指す価値
本協業では、フォーティエンスのSCM改革、S&OP(Sales and Operations Planning)、業務設計に関する知見と、Smartsheetの協働・共有基盤を組み合わせ、サプライチェーン領域における需給管理業務をサポートする新規ソリューションを構築します。Smartsheetは対話型AIによるダッシュボードやレポートの生成、チャット機能、通知・ワークフロー、文書管理、TeamsやSlack等との連携、柔軟な権限管理などの機能を備えており、各企業が保有するデータ基盤と組み合わせたシステムデザインを実現します。
取り組みを通じて以下の価値創出を目指します。
- 組織や企業を越えた関係者間での情報共有・連携:顧客やパートナー企業を含むコミュニケーション管理やドキュメント管理の基盤を構築し、作業負荷の短縮と協働環境の創出を図る。
- SCM計画業務における意思決定の高度化:製販状況や意思決定の理由付けを継続的に蓄積・参照できる情報基盤を構築し、標準搭載されたAI機能を活用して意思決定の質向上を支援する。
- 柔軟でスケーラブルな業務基盤・プロジェクト推進体制の実現:特定領域や拠点・取引先単位からスモールスタートし、段階的に対象範囲を広げられる拡張性の高い業務基盤を構築する。
今後の展開
ソリューションの具体的な内容や提供開始時期については、今後順次公表される予定です。両社はそれぞれの強みを持ち寄り、サプライチェーンに関わる人と組織の変革を継続的に支援するとともに、利用者の声を起点としたアップデートを重ねていく方針です。
企業概要と関連情報
フォーティエンスコンサルティング株式会社(旧社名:株式会社クニエ)は、東京都千代田区に本社を置き、代表取締役社長を山口 重樹が務めるNTTデータグループのビジネスコンサルティングファームです。製造業、流通業、金融、公益サービス、政府・自治体などに向けてコンサルティングサービスを展開しています。同社のSCM・S&OP領域の支援に関する詳細情報は https://www.fortience.com/solutions/scm/ 、会社情報は https://www.fortience.com で公開されています。また、関連情報として書籍『AI時代のサプライチェーン・エコシステム』( https://www.fortience.com/insight/books/260706/ )があります。
Smartsheetは、米国ワシントン州に本社、東京都千代田区に日本法人を置き、CEOをラジーヴ・シンが務めるエンタープライズAIワークマネジメントプラットフォームの提供企業です。同プラットフォームはフォーチュン500に選出された企業の85%以上で導入・利用されています( https://jp.smartsheet.com/ )。
本記事はフォーティエンスコンサルティング株式会社およびSmartsheetの発表をもとに作成されています。
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