NTT都市開発など5社、アーバンネット札幌リンクタワーで生成AIアート実証放映へ
NTTアーバンソリューションズ株式会社、NTT都市開発株式会社、ピーディーシー株式会社、株式会社丹青社、株式会社point0の5社は、2026年10月3日(土)にグランドオープンを予定している「アーバンネット札幌リンクタワー」の2Fオフィスロビーにおいて、生成AIを活用した空間演出技術『Utsuroi Art』によるアートコンテンツの実証放映を開始します。
本実証では、現地の時間帯や季節、天候とリアルタイムに連動する273パターンのデジタルアートを展開します。オフィス空間の魅力を高めてワーカーの心理的負荷の軽減やウェルビーイングの向上を図るとともに、デジタルサイネージの運用負荷低減をめざします。
実証の背景と目的
オフィスビルや商業施設などの従来のデジタルサイネージ運用では、映像コンテンツの制作コストや、長期間繰り返し放映することによる「鮮度の低下」、バリエーション増加に伴う更新や管理などの「運用の負荷」が課題となっていました。

本実証は、生成AIを用いた多様なバリエーションの映像を放映することで、これらの課題解決を目的としています。出社時や移動時のエレベーター待機時間といった無機質な待ち時間をアート鑑賞の時間に変え、ワーカーの心理的負荷軽減とウェルビーイングの向上を図ります。
なお、point0が運営するコワーキングスペース「point 0 marunouchi」で実施された同様の実証では、利用者の96%が「アートが定期的に変化することに価値を感じる」と答え、81%が「展示されたアートでリラックスできた」と回答しています。
季節や天候とリアルタイムに連動する放映コンテンツ

放映されるコンテンツは、札幌・北海道をモチーフにした風景をベースに生成されています。実写映像の再現ではなく、生成AIによる抽象度の高い「アート(絵画)風」表現とすることで、情報量の多い日常から離れて心を解きほぐす鑑賞の余白を生み出すとしています。
表現のバリエーションは、春夏秋冬の季節(4パターン)と朝・昼・夕の時間帯(3パターン)の掛け合わせを中心に展開されます。さらに「晴・曇・雨・雪」の天候アニメーションを動的にレイヤーとして組み合わせることで、273パターンのアート表現を生み出します。
本実証における5社の役割
本実証は、各社の専門的なノウハウと産学連携による技術を組み合わせて推進されます。各社の主な役割は以下の通りです。
- NTTアーバンソリューションズ・NTT都市開発:コンテンツ品質・運用検証、AI活用リスク評価、実証フィールド(アーバンネット札幌リンクタワー)の提供および現場評価&フィードバック
- ピーディーシー:実証の推進、検証・評価支援、サイネージシステムの構築およびコンテンツディレクショ
- 丹青社:コンテンツの企画、空間ディレクションおよびデザイン調整
- point0:コンテンツ作成の監修および技術提供(ダイキン工業株式会社と大阪大学の包括連携による開発成果であり、ダイキン工業が権利を保有する特許を活用)
各社は本実証で得られた知見をもとに、それぞれの強みを活かした自社グループ施設への展開やサイネージソリューションのパッケージ化、多様な空間における演出手法の確立などを進める方針です。
本記事はNTTアーバンソリューションズ株式会社、NTT都市開発株式会社、ピーディーシー株式会社、株式会社丹青社、株式会社point0の発表をもとに作成
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