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NTT西日本ら、事業共創プログラムでサンリット・シードリングスを採択

NTT西日本株式会社とNTTファイナンス株式会社は、出資確約型事業共創プログラム「Spark-Edge For Next Challengers(スパークエッジフォーネクストチャレンジャーズ)」の第2弾において、サンリット・シードリングス株式会社を共創パートナー企業として採択しました。募集テーマはGX領域における「ネイチャーポジティブビジネス~自然への影響の可視化~」で、自然への依存や影響を可視化する仕組みの構築などをめざします。なお、NTTファイナンス株式会社は、サンリット・シードリングス株式会社の資金調達意向を踏まえ、出資に向けた協議を進めています。

自然資本の劣化に対応するプログラムの背景

WWFの「LIVING PLANET REPORT 2024-A System in Peril」(2024年10月10日発行)によると、生物多様性は過去50年で約70%減少したとされています。日本国内でも「生物多様性国家戦略2023–2030」が掲げる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を背景に、企業や自治体、地域社会などにおいて対応が求められています。

NTT西日本株式会社は、データや手法の不足により自然への依存・影響の可視化が難しかったり、可視化しても改善アクションにつながらなかったりする課題を受け、サステナビリティを経営戦略として実装するモデルの構築をめざして2026年5月11日からパートナー企業を募集していました。

採択されたサンリット・シードリングス株式会社は、京都大学発スタートアップとして生態学の研究成果の社会実装を進めています。土壌や微生物データを活用した生態系の分析・評価技術を強みとし、生物多様性や生態系への依存・影響の可視化に加え、環境や植生の設計、生態系の再構築に向けた改善策の提案を一貫して支援しています。

土壌ごとに機能的に重要な在来微生物を特定し、生態系の再生や土地価値の向上につなげる独自の技術や知見が高く評価されました。NTT西日本株式会社の地域ネットワークやICT・データ活用の知見と組み合わせることで、可視化からアクション、継続的な改善までを支援する新たなネイチャーポジティブビジネスの創出が期待できると判断され、採択に至りました。同社の代表取締役CEOである石川 奏太氏は、豊かな生態系と人々が共存する社会の実現をめざす意向を示しています。

今後の展開とPoCの実施予定

両社は、専門人材やリソースが不足していてもネイチャーポジティブ経営の指針を描き実践し続けられるよう、可視化・評価工程の効率化や継続的な推進を実現できる仕組みの構築を計画しています。

本年度にPoCを実施する予定となっており、その後も連携を継続して2027年度の事業化をめざすとしています。

本記事はNTT西日本株式会社およびNTTファイナンス株式会社の発表をもとに作成されています。

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