鳥取県の企業支援事業にラフールサーベイが採用 最大30社へ無償提供
株式会社ラフールが提供する組織改善ツール「ラフールサーベイ」が、鳥取県の人材採用・定着支援事業「とっとり採用力強化サポート」の定着支援ツールとして採用された。厚生労働省の「地域活性化雇用創造プロジェクト」採択を受けた同事業により、県内の対象企業は初期導入費用と90日間の利用料の負担なしで導入できる。同事業では「採用」だけでなく「採用したあとの定着」までを一体で支援し、最大30社を対象に提供される。


都道府県が実施する企業支援事業へのラフールサーベイの採用は、2026年8月に発表された山口県の「働きがいを高める職場づくり推進事業」に続く事例となる。
人材不足と早期離職が続く鳥取県の課題
鳥取県では人口減少と人手不足が課題となっている。2025年国勢調査(速報)によると、鳥取県の人口は52万3,732人と全国で最も少なく、2020年からの5年間で5.4%減(全国2.5%減)となった。2025年1年間の減少数は6,735人と、1955年以降で最大を記録している。
有効求人倍率は2026年7月時点で1.27倍(全国1.18倍)と求職者を上回る状況が続き、全国の「人手不足倒産」は2025年に427件と3年連続で過去最多を更新した。また、人口の社会減も24年連続となっており、2025年は大阪府(589人)、東京都(399人)、兵庫県(241人)などの都市圏を中心に1,589人の転出超過となった。新規学卒就職者の3年以内離職率は全国で大卒33.8%、高卒37.9%となっており、採用した人材の職場定着が県内企業の課題となっている。
本事業では、鳥取県内の企業が利用料負担なしでラフールサーベイを導入し、90日間で人材が定着しない要因の可視化を図る。県の採用総合サポート窓口で相談を行った企業が対象となる。
- 事業名:とっとり採用力強化サポート「定着支援ツール」(鳥取県商工労働部雇用人材局雇用・働き方政策課)※厚生労働省「地域活性化雇用創造プロジェクト」採択事業
- 提供ツール:組織改善ツール「ラフールサーベイ」
- 対象:鳥取県内に事業所を有する企業等のうち、県の「採用総合サポート窓口」で相談を行った企業等
- 費用:初期導入費用および90日間の利用料を鳥取県が全額負担(1社30名まで。31名以上は超過分が企業負担・90日間あたり1名1,500円(税抜))
- 利用期間:1社につき90日間(利用終了は2027年3月12日まで。以降の継続利用は企業負担にて年間契約に移行可)
- 利用企業数:最大30社
- 特設サイト:https://tottori-recsupport.com/
- 申込・お問い合わせ:県特設サイト内の「採用総合サポート窓口」より

※条件等は鳥取県公表資料(令和8年8月時点)に基づく。
組織データに基づく改善支援と今後の展開
ラフールサーベイは、従業員と組織の状態を調査し、課題の背景にある要因を分析する組織改善ツールである。スマートフォンからの回答や匿名回答に対応するほか、専任担当による初期設定や結果の読み解きなどの伴走支援が行われる。全国47都道府県・累計2,300社超、累計35万名超のアカウントに導入されており、蓄積された回答データは累計3億件(2026年8月時点・自社調べ)にのぼる。
本事業においてラフールは、初期設定、読み解き、報告材料の作成、対策支援の4点で企業をサポートする。

株式会社ラフール代表取締役社長の結木啓太氏は、人口減少や人手不足が進む鳥取県において採用から定着までの一体的な支援に関われることへの意義に触れ、蓄積データを活かして見えない離職要因を可視化し、支援を行っていく旨のコメントを出している。
今後は鳥取県内でのセミナー等の啓発活動を検討するとともに、各地の自治体との連携を進めるとしている。
株式会社ラフール 概要
- 社名:株式会社ラフール
- 本社所在地:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7階
- 設立:2011年11月30日
- 代表者:代表取締役社長 結木啓太
- 事業内容:メンタルデータテック®事業(ラフールサーベイの開発・運営)、採用支援事業(テキカクの開発・運営)、保育園事業
- URL:https://corp.lafool.co.jp/
本記事は株式会社ラフールの発表および総務省統計局、鳥取県、厚生労働省、帝国データバンクの公表資料をもとに作成。
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