短鎖脂肪酸を意識する層の74.1%が腸活効果を実感 短鎖脂肪酸普及協会調査
一般社団法人短鎖脂肪酸普及協会は、全国の20〜69歳男女2,060人を対象に実施した腸活・短鎖脂肪酸に関する実態調査と、12人を対象としたデプスインタビューの結果を発表しました。調査では腸活の実践者が過半数に達する一方、その半数近くが十分な効果を実感できていない状況が示されました。一方で、短鎖脂肪酸を意識している層では74.1%が効果を実感していることが明らかになりました。
腸活実践者は過半数も効果実感には課題
実態調査の結果によると、腸活を実践している人は全体の51.6%と半数を超えており、生活者の間で腸活が定着している様子がうかがえます。
しかし、実践者のうち半数近くは十分な効果を実感できていないと回答しました。腸活への関心が高まり情報が増加するなかで、自身に適した方法が分からずに悩む生活者の実態が浮き彫りになっています。
短鎖脂肪酸を意識する層は7割以上が効果を実感
腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖などを利用してつくりだす短鎖脂肪酸について、摂取や腸内産生を意識している人は少数にとどまるものの、そのうち74.1%が腸活の効果を実感していました。
同協会によると、短鎖脂肪酸の認知率は依然として高くなく情報浸透に課題がある一方、効果実感の質を高める視点として短鎖脂肪酸への理解が重要になると考えられるとしています。
短鎖脂肪酸を意識している人6人と意識していない人6人を対象としたデプスインタビューでは、両者の理解や行動の違いが分析されました。
意識している人は、腸内細菌が食物繊維などのエサを分解して短鎖脂肪酸をつくる仕組みを理解し、エサを積極的に摂ることや菌とエサを同時に摂るといった食べ合わせを実践していました。一方、意識していない人は断片的な知識にとどまり、効果を得るには商品やサプリメントの追加が必要と捉えがちであることが分かりました。
普段の食事から腸内細菌のエサを摂ることが短鎖脂肪酸の産生につながるため、日常の食事を少し工夫するだけでよいと理解することが実践の心理的ハードルを下げる要因になると分析されています。
調査の概要
定量調査の概要は以下の通りです。
- 調査テーマ:腸活・短鎖脂肪酸に関する実態調査
- 調査主体:一般社団法人短鎖脂肪酸普及協会
- 調査実施機関:株式会社マクロミル
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査期間:2025年11月7日〜11月9日
- 調査対象:全国の20〜69歳の男女
- 有効回答数:2,060人(男女各1,030人、20代〜60代各年代均等割付)
デプスインタビューの概要は以下の通りです。
- 調査主体:一般社団法人短鎖脂肪酸普及協会
- 調査・分析期間:2026年4月〜7月
- 調査方法:オンラインまたは対面によるデプスインタビュー
- 対象者:腸活実践者のうち短鎖脂肪酸を意識している人6名、意識していない人6名(計12名)
本記事は一般社団法人短鎖脂肪酸普及協会の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



