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ジェクスがL8020乳酸菌による臨床研究プロジェクトを支援、国内6件が進行

大阪市中央区谷町に本社を置くジェクス株式会社は、自社の「L8020乳酸菌」を使用した歯磨きジェルやマウスウォッシュなどの製品を用いたセルフケア介入に関する臨床研究プロジェクトを支援している。同プロジェクトは、製品を用いた介入がさまざまな全身疾患や術後合併症の予防・改善に与える影響を科学的に検証するもの。広島大学や秋田大学、京都大学をはじめとする国内の医療・研究機関と連携し、現在6件の臨床研究が進行している。

口腔内環境と全身疾患の関連に着目

近年、医学界では口腔内環境と全身の健康状態やさまざまな疾患との深い関連性を示す「口腔—全身連関」が注目されている。歯周病菌などの口腔内悪玉菌は、むし歯や歯周病だけでなく、2型糖尿病、動脈硬化症、関節リウマチ、非アルコール性肝炎、アルツハイマー型認知症といった多くの全身疾患の助長因子となることが報告されている。

従来の周術期口腔ケアは主に肺炎などの感染症予防を目的として行われてきた側面が強く、口腔内環境の改善そのものが術後合併症の抑制や全身疾患のコントロール、薬剤副作用の軽減などにどこまで寄与するかは十分に解明されていない。今回のプロジェクトでは、日常的な口腔ケア介入(ポストバイオティクスの活用)が疾患の予防・治療や生活の質(QOL)向上に与える影響について、各医療・研究機関とともに多角的な評価を行い、科学的根拠に基づいた有用性を明らかにすることを目指している。

医療・研究機関と連携して進む6件の臨床研究

現在、国内の各機関において以下の6件の研究テーマが進められている。

  • 食道がん術後肺炎の発生率低減(共同研究先:秋田大学医学部附属病院 食道外科、研究代表者:佐藤雄亮 病院准教授、実施期間:2023年3月~2027年3月予定)
  • 2型糖尿病における歯周炎と糖代謝の改善(共同研究先:秋田大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科、研究代表者:脇裕典 教授、実施期間:2026年4月~2028年12月予定)
  • 胃がん周術期の全身炎症・栄養・予後への影響(共同研究先:箕面市立病院 消化器外科、研究代表者:浦川真哉 医師、実施期間:2026年4月~予定)
  • 抗がん薬誘発性口腔粘膜炎の予防(共同研究先:京都大学医学部附属病院 腫瘍内科、研究代表者:武藤学 教授、実施期間:準備中~2029年3月予定)
  • 顎矯正手術後の手術部位感染(SSI)予防(共同研究先:広島大学大学院 医系科学研究科 口腔外科学、研究代表者:相川友直 教授、実施期間:準備中~2028年3月予定)
  • 認知症患者の認知機能・脳内バイオマーカーへの影響(パイロット研究)(共同研究先:秋田県立循環器 脳脊髄センター 物忘れ診療科、研究代表者:大田秀隆 部長、実施期間:準備中~2029年3月予定)

「L8020乳酸菌」の正式名称は「ラクトバチルスラムノーザスKO3株」であり、広島大学大学院の二川浩樹教授によって、むし歯になったことのない健康な人の口の中から発見されたヒト由来の乳酸菌の一種である。「満80歳で自分の歯を20本以上保ってほしい」という思いから名付けられた。

二川教授は、歯周病菌や毒素が多くの全身疾患を悪化させることや、アルツハイマー型認知症の進行に関するエビデンスに触れた上で、「口内フローラの改善に、L8020乳酸菌は有効と考えられるため、L8020乳酸菌を使って、日々のオーラルケアを行うことをお勧めしています」とコメントしている。

  • 名称:ジェクス株式会社
  • 代表取締役社長:梶川 裕次郎
  • 所在地:〒540-0012 大阪市中央区谷町2丁目3番12号
  • 設立:昭和35年12月7日
  • 資本金:3億円
  • 事業内容:医薬部外品・医療機器・化粧品・育児用品・生活関連用品等の製造販売
  • URL:https://www.jex-inc.co.jp/

本記事はジェクス株式会社の発表をもとに作成。

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