求人掲載後の放置は未判定のまま損失と指摘 Shakeが中小企業107社を分析
株式会社Shakeは、求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」の支援先である中小企業107社の運用記録をもとに、掲載後の運用と成果の関係についての分析レポートを公表しました。
レポートでは、検索型求人プラットフォームを掲示板ではなく市場と位置づけ、掲載後に手入れを継続する重要性を指摘しています。成果を出している企業に共通する特徴として、週次で数値を把握し求人を動かすルーティンが紹介されています。

求人は市場の商品 問われる掲載後の手入れ

同社によると、Web求人を一度作って掲示しておくものと捉える企業は少なくないものの、検索型求人プラットフォームでは毎日新しい求人が入荷し、検索結果が入れ替わります。成果の出た支援先企業は、掲載後の手入れを例外なく仕組み化していたとしています。
成果上位の企業では、週次で求人別の数字を確認して反応の良い職種へ掲載配分を寄せたり、人員充足状況に応じて求人を入れ替えたりする動きが見られました。例えば431応募を集めた東京の雑貨メーカーは、34求人それぞれの表示回数や応募数を毎週確認し、10ヶ月間にわたり調整を継続したといいます。また、職種語ごとの反応データをもとに展開比率を変える運用も共通点として挙げられています。

表示5,000回未満の露出不足群 放置がもたらす影響


運用されない求人の課題として、応募が得られないことだけでなく、良し悪しの判定材料が集まらないまま終わる点が挙げられています。同社の分析では、表示5,000回未満のまま掲載を終えた「露出不足群」が存在し、6ヶ月で表示2,853回にとどまった例もありました。
同社は判定に必要な露出の目安を表示2万回と設定しており、求人の放置は失敗ではなく、未判定のまま資源を失うことであると説明しています。
成果を出すための週15分運用ルーティン
同社は、成果を出すための運用習慣として以下の4点を提示しています。
- 毎週決まった曜日に管理画面を開き、表示回数・CTR・応募数を前週と比較する(15分程度)
- CTR5%未満が2週続いた求人はタイトルを書き換える(求人単位CTR中央値5.91%が目安)
- 充足した募集は下げ、今ほしい職種を上げて求人構成を現場の実態に毎週合わせる
- 表示が伸びない求人は職種語を変えて再展開する
調査概要
- 分析主体:HRShaker(株式会社Shake)
- 分析対象:当社が採用支援を行う中小企業107社のIndeed・Airワーク採用管理の運用データ(求人原稿5,578本、応募数7,003件)および運用記録
- データ期間:2025年5月〜2026年8月
- 注記:応募数はWeb経由の応募のみを計上(電話応募等は含まない)。運用頻度と成果の関係は事例観察に基づく定性分析を含む
株式会社Shakeの概要
- 会社名:株式会社Shake
- 所在地:富山県富山市上袋599−1/東京都目黒区青葉台2-17-11 202
- 代表者:西野集
- 事業内容:中小企業向け採用支援サービス「HRShaker」の運営
- 会社URL:https://shakeinc.co.jp/
本記事は株式会社Shakeの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



