SHEINがUL Solutionsと出店者向け研修を開催 リチウム電池の安全基準を解説
オンラインファッション&ライフスタイル小売企業のSHEINは、米国の第三者試験・検査・認証(TIC)機関であるUL Solutions(ユーエル・ソリューションズ)と共同で、出店者向けの研修を10月27日に開催しました。家庭用電化製品や商業環境で使用されるリチウム電池の製品安全およびコンプライアンス要件を取り上げ、各国の規制要件などを解説しました。同機関との共同研修は、2026年8月に実施された医療機器をテーマとした回に続き2回目となります。
研修では、UL Solutionsのシニアエンジニアが講師を務め、モバイルバッテリーや一般消費者向けリチウムイオン電池に関する安全基準の概要を説明したほか、製品に応じた基準の選び方についても解説が行われました。
あわせて、同社でバッテリーおよびバッテリー製品の基準戦略を担う専門家も登壇し、家電製品と内蔵されるリチウム電池を世界各国で販売する際に求められる要件を紹介しました。UL Solutionsは米国で設立された第三者機関で、世界各国で製品の安全性に関する試験・検査・認証を手がけています。
国際的な第三者機関と半年間で約20回の研修を実施
SHEINは2026年に入り、製品の安全性と品質管理への投資を拡大しており、プラットフォームのコンプライアンス体制強化とともに出店者への支援を広げています。その中心施策として国際的な第三者機関との共同研修を行っており、この半年間で約20回実施しました。
連携した第三者機関は以下の8機関です。
- Intertek(インターテック)
- Bureau Veritas(ビューローベリタス)
- SGS
- TÜV SÜD(テュフ ズード)
- Cotecna(コテクナ)
- Eurofins(ユーロフィン)
- UL Solutions(ユーエル・ソリューションズ)
- Technická inšpekcia(テクニツカー・インシュペクツィア)
対象となった商品カテゴリーは、繊維製品、化粧品、個人用保護具、子ども用玩具、ベビー用品、電子・電気機器、医療機器など多岐にわたります。研修は出店者向け学習ポータル「SHEIN Seller Learning Center(シーイン セラー ラーニング センター)」を通じた支援の一環として提供されています。
今後の展開とEU規制に関する取り組み
SHEINは2026年9月、EUが資金を提供するSPEACプロジェクトと協力し、EUの主要な規制に関する出店者向け共同研修の実施も発表しています。
製品の安全性とコンプライアンスについて、同社はプラットフォームと出店者がともに担う責任と捉えており、出店者が必要な知識や支援を得られる体制整備を重要な柱と位置づけています。今後も第三者機関と協力しながら、市場や商品カテゴリーごとに変化する規制や安全基準の実務情報を出店者へ提供していく方針です。
会社概要
ROADGET BUSINESS PTE. LTD.が運営するSHEINは、オリジナルブランドのアパレル商品などを展開するオンライン小売企業です。
- 会社名:ROADGET BUSINESS PTE. LTD.
- URL:https://jp.shein.com/
- コーポレートサイトURL:https://www.sheingroup.com/
本記事はSHEINの発表をもとに作成されています。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



