エシカルビューティーEReAが美容向けカスハラ対策サービスを12月開始へ
一般社団法人エシカルビューティーEReAは、美容サロン向けのカスタマーハラスメント(カスハラ)対策サービス「スマイルサロンプラス」を、2026年12月1日より提供開始します。2026年10月1日に改正労働施策総合推進法が施行され、カスハラ対策が事業主の義務となったことを背景に展開されます。研修をはじめ、対応マニュアル、相談窓口、福利厚生などを月額制で提供し、店舗として対応できる体制づくりを支援します。
2026年10月1日から、カスハラ対策は事業主の雇用管理上の措置となりました。事業主には方針を定めてスタッフへ伝えることや、相談窓口の整備、問題発生時の適切な対応などが求められています。
施術時間が長く顧客との距離が近い美容サロンでは、正当な要望への誠実な対応と不当な要求からのスタッフ保護に向け、店舗としての線引きや対応の流れを決めることが重要とされています。一方で、業界特有の関係性からカスハラとサービス範囲の境界が不透明な部分も多く、小規模サロンからは取り組みの進め方に悩む声も寄せられています。対応基準を整えることで、スタッフを守るとともに対応品質の均質化や職場環境の改善を図り、離職率の抑制や採用面での利点、顧客満足と再来店につなげることを目指しています。
スマイルサロンプラスでは、専門家による研修や月額での運用支援など複数の仕組みを用意しています。
行政書士や弁護士が法律の基本と店舗の役割を解説し、美容室の経営や現場を知る実務家が起こりうる事例と対応を伝える研修を、オーナーとスタッフが一緒に受講できます(個別の案件の判断は専門家への個別相談を推奨)。また、対応マニュアル、eラーニング、相談窓口を月額サービスとして提供し、研修後もルールを運用し続けられるよう支援します。
ワークショップに参加して自店のルール(カスハラへの方針・線引き・対応の流れ)を作り、スマイルサロンプラス(月額1,000円以上)を契約したサロンは「カスハラ防止認定サロン」として認定され、認定ロゴと認定番号が発行されます。セミナー受講者には「研修修了証」が渡されます。
このほか、映画館や旅行・宿泊施設、スポーツジム、フードチェーンなど全国140万件以上の提携先割引や動画配信サービス(Netflixなど)を利用できる福利厚生(プラス・プレミアム)も用意され、雇用スタッフに加えて業務委託の従事者も対象となります。さらに、最低ロット100本からオーダーできるコスメ商品をサロンのプライベートブランドとして開発支援する小ロットOEM商品の提供も行われます。
美容師向け学習プラットフォーム「HAIRCAMP」での配信
研修内容をもとにした動画は、美容師向け学習プラットフォーム「HAIRCAMP」での配信が決定しました。サロンでの受講に加えオンラインでも学べる機会を広げる方針で、配信時期や内容は決まり次第ホームページで案内されます。
研修の講師は、行政書士法人横浜総合行政書士事務所 所長で八洲学園大学 准教授の行政書士・藤森 純一氏、LM総合法律事務所 パートナー(共同代表)の弁護士・網野 雅広氏、元 株式会社田谷 専務取締役で株式会社ONEtoONE Professional 取締役の竹知 城治氏、一般社団法人エシカルビューティーEReA 理事の佐藤 公祥氏が務めます。
佐藤 公祥理事は「美容の仕事は、お客様を笑顔にする仕事です。そのためには、まず働く人が安心できる環境が必要です。カスハラ対策を、スタッフを守り、お客様とのよい関係を続けるための仕組みとして、現場で使える形でお届けしていきます」とコメントしています。
概要と問い合わせ先
- 公式サイト:https://smile-salon-plus.com/
- 運営元:一般社団法人エシカルビューティーEReA(所在地:神奈川県横浜市)
- 事業内容:スマイルサロンプラス(美容サロン向けカスハラ対策研修・サブスクリプション型サービス)の運営、エシカルビューティーに関するセミナー・コンサルティング ほか
- 問い合わせ先:一般社団法人エシカルビューティーEReA スマイルサロンプラス事務局(電話:045-414-5579、Email:info@ethicalbeauty.jp)
本記事は一般社団法人エシカルビューティーEReAの発表をもとに作成しています。
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