SCIEXがSCIEX OS対応LeadScapeを発売
DanaherグループのSCIEXは、Sound Analytics社が開発したSCIEX OS ソフトウェア対応のLeadScapeを発売しました。本製品は四重極LC-MS/MSシステムにおける化合物最適化とデータ解析を自動化し、医薬品候補化合物の評価を加速させるハイスループットワークフローソリューションです。製薬企業や受託研究機関(CRO)のラボに向けて設計されており、研究者が迅速かつ確信を持った意思決定を行えるよう支援します。
創薬ワークフローの自動化と効率向上
LeadScapeは、ハイスループットな吸収・分布・代謝・排泄(ADME)試験を実施するラボを対象としています。手作業によるメソッド開発やデータ処理業務を削減しながら、多数の化合物を迅速にスクリーニングおよび評価できるようにします。
ワークフローにおける重要な工程を自動化することで、ラボにおける医薬品候補化合物の評価を加速させ、スループットの向上とデータに基づく意思決定を可能にします。SCIEXのProduct Management部門のVice PresidentであるJose Castro-Perez, Ph.D.は、化合物評価を遅らせるワークフロー上のボトルネックを解消し、有望な候補化合物をより迅速かつ一貫性を持って次の開発段階へ進められるよう支援すると述べています。
DiscoveryQuantの機能を基盤に開発
LeadScape バージョン4.0は、化合物最適化およびデータ解析の自動化ソリューションとして採用されているDiscoveryQuantソフトウェアの実績あるワークフロー機能を基盤としています。Sound Analytics社のPresidentであるWayne Lootsmaは、ハイスループットな化合物分析をより自動化し実践的な意思決定につなげる目的で開発された機能が、SCIEX OS ソフトウェア環境で利用可能になったことで、ラボに既存ワークフロー最新化の選択肢が加わると説明しています。
本ソフトウェアが提供する主な価値は以下の通りです。
- LC-MS/MSによる化合物最適化の自動化による、アッセイ開発および化合物特性評価の加速
- メソッド作成、バッチ作成、データ取得、データ解析の効率化による、大量サンプルを扱うADMEワークフローのスループット向上
- 頑健性と再現性に優れたアッセイによる、結果に対する信頼性の向上
- データレビューおよびレポート作成の簡素化とチーム・拠点間でのワークフロー標準化支援による、ラボの運用効率と一貫性の向上
対応システムとデータベースの互換性
SCIEX OS ソフトウェア対応LeadScapeは、SCIEX OS ソフトウェアで制御するSCIEX Triple QuadおよびQTRAP LC-MS/MS システム、ならびにSCIEX Triple Quad 6500+ システムを搭載したEcho+® MSシステムと互換性があります。
既存のDiscoveryQuant ソフトウェアのデータベースとの互換性も維持されており、ラボはSCIEX OS ソフトウェアへの移行時にも、長年蓄積してきた化合物最適化データや確立されたワークフローを継続して活用できます。
関連企業および問い合わせ先
各社の概要と問い合わせ先は以下の通りです。
- SCIEX:1981年に世界で初めて市販化に成功したトリプル四重極装置を発売した、ダナハーグループのライフサイエンス分析技術企業(sciex.jp)
- ダナハー:世界中の約60,000人の従業員を擁するライフサイエンスと診断分野のイノベーション企業(www.danaher.com)
- Sound Analytics社:2006年創業で、LeadScapeやハイスループットオートサンプラーのLS-I、LS-IIを手掛ける製薬業界向けソリューション開発企業
- 本件に関するお問合わせ先:株式会社エービー・サイエックス事業戦略推進本部(jp_sales@sciex.com)
本記事はSCIEXの発表をもとに作成されました。
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