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KPMGジャパンが経営管理AIエージェントの導入活用支援サービスを提供開始

KPMGジャパンは、CFOや経営管理機能を担う組織向けに、経営管理AIエージェントの導入・活用支援サービスの提供を開始しました。社内外のデータ収集から分析、シナリオプランニング、シミュレーション、資料作成などを一貫して支える仕組みを整えます。これにより、経営管理組織がより高度な分析や提案業務に注力できる環境の実現を図ります。

CFOをはじめ、経営管理機能を担うFP&A(Financial Planning & Analysis)組織では、社内外の膨大なデータから変化の兆候を捉え、迅速かつ高度な経営判断につなげることが求められています。

一方で、予算・実績データの収集や集計、差異分析、業績シミュレーション、資料作成などに多くの時間と作業を要している実態があります。そのため、論点の設定や経営判断に資する提言や検討に十分な時間を確保できていない状況が課題となっているケースが見受けられます。

本サービスを通じてKPMGジャパンは、CFOやFP&A組織が経営戦略への助言や経営資源配分の意思決定、分析結果を踏まえた重点施策の検討、例外事項への判断・対応といった付加価値の高い業務に注力できる環境を目指します。

経営管理AIエージェントの概要と連携体制

経営管理AIエージェントは、企業のERP(統合基幹業務システム)やEPM(企業業績管理システム)に蓄積された財務・非財務データに加え、会議資料や社内レポートなどの非構造データ、市況・経済指標、競合・業界動向などの外部情報を参照した統合的な分析機能を提供します。各業務に特化した専門AIエージェント群で構成されており、利用者の問い合わせ内容に応じて専門AIエージェントが連携して応答します。

導入と実装にあたっては、KPMGコンサルティングが蓄積してきた経営管理・FP&A領域における知見を基に、ユースケースの選定やAIと人の役割分担、データモデル、運用ルール、効果検証を設計し、データ活用・連携基盤やUIの構築を支援します。また、AIエージェントの構築や改善については、KPMGジャパンにおいてデータ&テクノロジーのセンター・オブ・エクセレンスを担うプロフェッショナル組織「アドバイザリーライトハウス」と連携します。

6つのステップによる支援内容

本サービスでは、以下の6項目にわたる支援を展開します。

  1. ユースケースと経営管理プロセスの検討:参照データや専門エージェントの組み合わせ、提供する判断材料をユースケースごとに具体化し、現行プロセスを整理したうえで将来プロセスを設計します。
  2. データ収集・統合:社内の構造化データ、非構造データ、外部データの形式・粒度・更新頻度を確認し、経営管理で横断利用できるよう接続・統合します。
  3. データ・ナレッジ活用・連携基盤の構築:統合データ基盤やベクトルDBを整備し、セマンティック層を実装するほか、データ品質管理やナレッジグラフ等によりエージェントが意味を正しく理解できる基盤を構築します。
  4. 専門エージェントの構築:予実差異分析やシナリオ分析、資料生成などを担う専門エージェントを設計・実装し、LLM・RAGやBI・EPM等のツール連携、プロンプト管理やガードレールなどを組み込みます。
  5. 意思決定・UI・業務接点の構築:経営会議や業績レビューにおける意思決定プロセスを設計し、資料やダッシュボードの出力、日常ツールUIとの連携、施策・KPI等の設定まで支援します。
  6. 運用定着・継続改善:タスク組成やKPIトラッキングを通じて実行を支援し、振り返りに基づく精度改善やナレッジ蓄積によって実業務への定着を図ります。

組織概要

  • 組織名:KPMGジャパン
  • 所在地:東京都千代田区
  • チェアマン:山田 裕行
  • 構成ファーム:有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人、KPMGアドバイザリーホールディングス株式会社、KPMGコンサルティング株式会社、株式会社 KPMG FAS、株式会社 KPMG Forensic & Risk Advisory、KPMGあずさサステナビリティ株式会社、KPMGヘルスケアジャパン株式会社、KPMG社会保険労務士法人、KPMG行政書士法人、株式会社 KPMG Ignition Tokyo

本記事はKPMGジャパンの発表をもとに作成しました。

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