認定NPO法人AYAがサポーター100人募集へ 病気や障がい児の映画鑑賞を支援
病気や障がいのある子どもたちとその家族へスポーツや芸術、文化の体験機会を提供する認定NPO法人AYAは、2026年11月1日(日)から11月30日(月)まで、毎月の寄付で活動を支援する「AYAサポーター」を100名募集する寄付キャンペーンを実施します。
同団体は、映画館を貸し切り、照明を明るめに設定し音量を小さめにするほか、医師や看護師が帯同する「AYAインクルーシブ映画上映会」を全国で開催してきました。今回のキャンペーンは、継続的な活動資金を募ることで、より多くの子どもたちや家族に体験を届けることを目的としています。

病気や障がい児が抱える「体験格差」の解消へ
日本の子ども約1,400万人のうち、少なくとも約70万人が病気や障がいとともに生きており、約20人に1人の割合となっています(※)。暗くて音が大きい映画館などでは、周囲への配慮や体調悪化への不安から家族での外出をあきらめてしまう事例がみられます。認定NPO法人AYAは、病気や障がいを理由に外出できる場所がないことで「行きたい」と言えなくなる状況を「体験格差」と位置づけ、解消に向けた取り組みを推進しています。
※身体障害児7.2万人、知的障害児22.5万人、精神障害児59.9万人(令和5年版厚生労働白書 資料編)、難病児約25万人(日本財団「難病の子どもと家族を支えるプログラム」)、医療的ケア児約2万人(令和元年度障害者総合福祉推進事業「医療的ケア児者とその家族の生活実態調査」)。各分類には重複があります。

全国47都道府県で展開するインクルーシブ映画上映会
「AYAインクルーシブ映画上映会」は、映画館を一館まるごと貸し切り、病気や障がいのある子どもとその家族(きょうだい児・保護者を含む)が気兼ねなく楽しめる環境を整えて行われています。声を出したりじっとしていられなかったりする場合や、医療機器のアラームが鳴る状況にも対応し、全回に医師や看護師などの医療従事者が帯同します。
2023年の活動開始以降、映画上映会やスポーツ観戦などのイベントは通算338回開催され、延べ参加者数は48,197名に達しています。映画上映会は2026年2月に全国47都道府県での開催を達成し、同年の春には全国32劇場で連続上映会を開き、のべ5,932名が参加しました。映画以外にもプロ野球やBリーグ、サッカー、車いすバスケットボールの観戦やプラネタリウム、アメリカ・ロサンゼルスへの海外体験など多岐にわたる企画を手がけています。
毎月の支援を募るキャンペーンの概要

インクルーシブ映画上映会を1回開催するためには、医療従事者の帯同費やスタッフの移動費などに30〜50万円が必要とされています。月3,000円の寄付が100人分集まることで月30万円となり、毎月1回程度の上映会開催が可能になる計算です。
キャンペーンの概要は以下の通りです。
- 名称:「初めて映画館に行けた!」を、もっと多くの家族に〜マンスリーサポーター100人募集!〜
- 期間:2026年11月1日(日)〜 11月30日(月)
- 目標:AYAサポーター(毎月のご寄付)100名
- ご寄付の方法:キャンペーンページより申し込み
- 寄付の使い道:インクルーシブ映画上映会をはじめとする体験イベントの開催費用(医療従事者の帯同費、スタッフの移動費など)
同団体は2026年2月3日に横浜市より認定NPO法人の認定を受けており、寄付金控除の対象となります。確定申告により寄付額の最大約50%が還付される場合があります。
2027年5月に向けた今後の展望

認定NPO法人AYAは、2027年5月に「AYAインクルーシブ映画上映会」の47都道府県同時開催を目指しています。代表理事の中川悠樹氏は、医師としての経験から「初めて」の一歩が安心して踏み出せる場をより多くの街に増やしていきたいという考えを示しています。
団体概要
- 団体名:認定特定非営利活動法人AYA(認定NPO法人AYA)
- 代表者:代表理事 中川 悠樹
- 所在地:神奈川県横浜市
- 設立:2023年6月(2026年2月3日 認定NPO法人に認定)
- 事業内容:病気や障がいのある子ども、医療的ケア児とその家族を対象に、スポーツ・芸術・文化の体験型イベントを開催。すべてのイベントに医療従事者が帯同する
- 主な受賞・認証:グッドギビングマーク取得(2026年1月)、スミセイ未来賞、ICCサミット FUKUOKA 2026「ソーシャルグッド・カタパルト」4位入賞
- URL:https://aya-npo.org/
本記事は認定特定非営利活動法人AYAの発表をもとに作成しました。
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