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Verbexが日本参入1年で音声AIの活用動向を分析 業務完結力への需要拡大

リアルタイム音声対話AIプラットフォームを提供する株式会社Verbexは、2026年10月に日本市場参入から1周年を迎えました。これに伴い同社は、日本市場における約1年間の企業や自治体との商談・導入プロジェクトを分析し、音声AIの活用動向を取りまとめて発表しました。分析によると、音声AIの活用は問い合わせ受付だけでなく受注や発信などの具体的業務へと広がりを見せており、市場の競争軸は対話性能から実際の成果を生む「業務完結力」へ移行しつつあるとしています。

商談・導入の分析で見えた4つの実用化動向

Verbexの分析では、実務における音声AIの活用に関して4つの傾向が示されました。

第1に、従来の問い合わせ対応のような「受けるAI」に加え、企業から電話をかける「発信業務」での導入検討が進みやすい傾向が見られました。確認や通知、営業のアポイント獲得といった発信業務を含む案件は、着信のみの案件と比べて商談前進率が高い傾向にあります。

第2に、用途が「質問に答えるAI」から「業務を完結するAI」へとシフトしています。ユースケース別構成比では、問い合わせ一次受付・FAQ対応が約39%、受注受付が約22%を占めました。さらに、確認・通知の発信や折り返し対応、督促・確認など、完了すべき業務が明確な用途で商談の高い前進率が確認されています。

第3に、導入を検討する業界の広がりです。商談・業種別構成比では、通販・ECが約16%、通信・ITが約14%、自治体・公共が約11%を占めたほか、金融・保険、電力・ガス・エネルギー、製造、医療・介護、運輸・物流など多様な分野に及んでいます。特に品質やセキュリティ要件が高い金融・保険やエネルギー分野でも具体的な検討が進みやすい傾向がありました。

第4に、DX推進や経営企画部門に加え、現場の業務部門が関与する案件で商談が具体化しやすい点が挙げられます。業務目標が明確であるほど評価指標を定めやすく、実運用に向けた検討が進みやすいとされています。

今後の音声AI市場における3つの競争軸

Verbexは、今後の音声AI市場における競争軸として以下の3つの要素を提言しています。

  1. 対話品質から業務完結の品質へ

優れた対話体験を支える技術を前提としつつ、住所や氏名、注文内容などを正確に処理して仕事を遂行できる品質基準が重要になります。

  1. AIモデル単体から業務全体を動かす仕組みへ

既存の業務システムとの連携や例外処理、人への引き継ぎなどを含め、業務プロセス全体に柔軟に組み込める仕組みが求められます。

  1. 導入・実証から継続的な業務改善へ

導入後も想定外の発話や業務ルール変更に対応するため、業務完了率や処理時間などの指標をもとに継続して成果を改善する体制が必要とされます。

株式会社Verbexについて

株式会社Verbexは、「声で世界をつなぐ」をミッションに掲げ、独自の音声対話技術を研究開発するAIスタートアップです。

  • 事業内容:STT(Speech to Text)/TTS(Text to Speech)/Speech Engineなどの独自研究開発、音声AIプラットフォームの提供
  • 知的財産:日本を含む25カ国で56件の特許を保有
  • WEBサイト:https://verbex.ai/

本記事は株式会社Verbexの発表をもとに作成されました。

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