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2024年末の歯科衛生士は3.2%増 歯科技工士は3.6%減と2回連続減少

医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニック(北海道札幌市中央区)は、厚生労働省の「衛生行政報告例(就業医療関係者)」をもとに、歯科衛生士と歯科技工士の就業者数を分析した結果を公表した。2024年末(令和6年末)時点で就業している歯科衛生士は149,853人となり、前回の2022年末から4,670人(3.2%)増加した。一方で、歯科技工士は31,750人で1,192人(3.6%)減少し、2回連続での減少となった。

歯科衛生士は10年で約3割増 歯科技工士は減少続く

全国の就業者数の推移をみると、歯科衛生士は2014年の116,299人から2022年に145,183人、2024年には149,853人となり、10年前(2014年末)と比べて28.9%増加した。

対照的に歯科技工士は、2014年の34,495人、2022年の32,942人から2024年には31,750人まで落ち込み、10年前比で8.0%減少している。歯科技工士が2年前より減少したのは、2022年末に続いて2回連続となる。

就業場所の内訳では、2024年末時点で歯科衛生士の90.6%(135,707人)が「診療所」に勤務し、「病院」は5.2%(7,722人)だった。歯科技工士は「歯科技工所」が74.1%(23,528人)、「病院・診療所」が24.4%(7,733人)となっている。

年齢層の変化 歯科技工士は60歳以上が3割超に

年齢階級別の動向では、職種ごとの年齢層の違いがみられる。歯科衛生士は2年間で4,670人増加したものの、50歳以上が37,785人から42,588人へと4,803人増加した一方、50歳未満は107,398人から107,265人とほぼ横ばいにとどまった。65歳以上は3,582人から4,721人に達している。2024年末の構成比では、30歳未満が34,536人(23.0%)、60歳以上が12,584人(8.4%)となった。

歯科技工士は、50歳未満が15,174人から13,981人へと1,193人減少した。50歳以上は17,768人から17,769人とほぼ変わらず、65歳以上は5,500人から6,128人へ増加して全体の19.3%を占めている。2024年末時点の年齢層では、30歳未満が3,299人(10.4%)であるのに対し、60歳以上は10,266人(32.3%)と3割を超えた。

北海道の状況と集計の前提条件

北海道における2024年末の就業者数は、歯科衛生士が6,447人(2022年末は6,501人)で54人(0.8%)減少した。2022年末と比べて歯科衛生士が減少したのは北海道を含む16道府県となっている。また、北海道の歯科技工士は1,689人(2022年末は1,787人)で98人(5.5%)減少した。

人口10万対(厚生労働省公表値)でみると、北海道の歯科衛生士は127.8(全国は121.0)、歯科技工士は33.5(全国は25.6)だった。なお、北海道の歯科衛生士は実人数が減少した一方で、人口10万対は126.5から127.8に上がっており、分母となる人口の変化も反映されている。

本分析における就業者数は免許保持者のうち就業地の都道府県に届け出た数であり、免許保持者全体の数ではない。また、年齢層ごとの増減には加齢に伴い上の区分に移行した人が含まれ、新規就業や離職の内訳を示すものではないとしている。

医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの概要

分析を行ったユアーズデンタルクリニックの院長を務める湯口晃弘氏は、「歯周病の治療やその後のメインテナンスは、歯科医師だけでなく歯科衛生士と一緒に続けていくものです」とした上で、各職種と連携しながら患者の口腔を支える診療を続けていく意向を示している。

  • 医院名:ユアーズデンタルクリニック
  • 運営法人:医療法人令徳会
  • 所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F(地下鉄大通駅直結)
  • 設立:2015年9月
  • 理事長:湯口 晃弘
  • 診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)

本記事は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの発表(厚生労働省「衛生行政報告例(就業医療関係者)」の自社分析)をもとに作成。

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