京都の一棟貸し宿「えにし美山 霞月」が「劇的!空き家グランプリ 2026」でグランプリ受賞
株式会社LDKプロジェクトが運営する京都府南丹市美山町の一棟貸し宿「えにし美山 霞月-Kagetsu-」が、民泊旅館&不動産賃貸フェス実行委員会主催の「劇的!空き家グランプリ 2026」においてグランプリを受賞しました。結果は2026年10月31日に発表されています。






「えにし美山 霞月」は、築百年以上の茅葺き古民家を約3年かけて再生し、2026年1月に開業した一棟貸しのサウナ付き宿です。




DIYへの思いから始まった約3年間の古民家再生
再生の契機となったのは、コロナ禍の自粛期間中に同社代表取締役の生田博之氏が「何かDIYをしてみたい」と考え、古民家を探し始めたことでした。インターネットで見つけた京都府南丹市美山町の物件の内覧当日に購入を決めましたが、実際の改修に着手すると、建物の傾きや床下の腐食、雨漏りといった課題が明らかになりました。
改修にあたっては地元の茅葺職人への相談を経て茅葺き屋根を全面的に葺き替える方針をとりました。最初の2年間は床・壁・天井を解体して土台からつくり直す作業をほぼ自ら行い、その後の1年間は地元の大工と相談を重ねながら宿泊施設としての整備を進めました。
伝統的な意匠の継承とサウナ設備の新設
施設づくりでは茅葺き屋根や建物の梁など古民家特有の意匠を可能な限り残し、傷みのある箇所を修繕しながら改修が行われました。
また、庭にはタイルデッキを新設し、檜サウナ、信楽焼の壺風呂・水風呂、外気浴スペースを整備しました。美山の自然と古民家の趣を感じられる環境を整え、滞在における体験価値の創出が図られています。
地方の空き家・遊休不動産の活用推進
大阪市中央区に本社を置く株式会社LDKプロジェクトでは、地方の空き家や遊休不動産をサウナ付きヴィラなどの宿泊施設へ再生する事業を展開しています。
物件の収益化にとどまらず、遊休建物に役割を与えて宿泊客の流れを生み出すことで、空き家問題の解決や地方の活性化を目指す方針を掲げています。同社は、増加する空き家を地域資源と位置づけ、土地や建物の特性を生かした活用策を提案していくとしています。
施設および会社概要
「えにし美山 霞月-Kagetsu-」の施設概要は以下の通りです。
- 施設名:えにし美山 霞月-Kagetsu-
- 所在地:京都府南丹市美山町福居勘定ノ本23
- 施設形態:一棟貸切宿
- 開業:2026年1月
株式会社LDKプロジェクトの概要は以下の通りです。
- 企業名:株式会社LDKプロジェクト
- 所在地:〒540-0017 大阪府大阪市中央区松屋町住吉6-26 eninal MACCHAMACHI 2F
- 代表者:代表取締役 生田博之
- 事業概要:ホテル・民泊などの宿泊施設のプロデュース、運営管理、不動産仲介事業、プライベートサウナの企画・運営、カフェ事業
本記事は株式会社LDKプロジェクトの発表をもとに作成しました。
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