ifsが占い・診断に関する調査結果を発表 Z世代はデータ重視の傾向
伊藤忠ファッションシステム株式会社(ifs)は、20~60代の生活者1,099名を対象に実施した「占い・診断などに関する意識調査」の結果を発表しました。調査では、現代の生活者がMBTIや自己診断を通じて客観的なデータやロジックで自己理解を深め、選択に納得するための思考整理のツールとして活用している実態が明らかになりました。同社は、現代における占い・診断の立ち位置を「説得から納得へ、自責から自己防衛へ向かう『心を整える習慣』」と捉えています。
信頼の決め手に世代差 Z世代はデータや統計を重視
占い・診断において信頼や納得の決め手となる要素について、大人世代(40~50代)では「歴史や伝統・実績(38~46%)」を重視する傾向がみられました。一方、Z世代(コロナ世代:21~25歳)では「データ・統計・アルゴリズム(33.2%)」が「歴史や伝統(27.8%)」を上回る結果となりました。外的な権威を頼らず「自分が納得できる根拠」を選ぶ姿勢は全世代共通であるものの、Z世代ほど客観的な構造やロジックに納得感を覚える傾向が表れています。
占い・診断は自己理解や共通言語へシフト


従来の占い(26.8%)に対し、自己分析・性格診断(36.6%)が全世代で高い支持を集めました。特に若い世代(Z世代 47.3%)で突出しており、見えない未来を当てること以上に「現在の自分」を客観的に言語化する用途が目立っています。SNS時代における自分自身の取扱説明書や、コミュニケーションの共通言語としての活用が進んでいます。

ライフイベントの決定において約4割が占いや吉日を考慮しており、半数以上(51.0%)が「最後は目に見えない後押しがほしい」と回答しました。また、「運のせいにして失敗のダメージを減らしたい」という回答は若い世代で約5割(Z世代 53.2%、30代 52.8%)に達しました。一人で責任を背負い込みすぎず、自分を責めずに立ち直るための知恵として機能している様子がうかがえます。
現代における占い・診断の位置づけ
同社の考察によると、全世代を通じて運勢や未来の吉凶に盲従しない自立したスタンスが共通しています。感情や迷いを一度「ニュートラル」に戻し、自分の選択に納得するための「心のチューニング習慣」へと進化を遂げていると分析しています。同社は、生活者のメンタリティの変化と新しいセルフケアの兆しを本調査からみることができるとしています。
調査の概要
- 調査期間:2026年8月5日~8月10日
- 調査対象:20~60代の生活者1,099名
- 調査方法:WEBアンケート調査
本記事は伊藤忠ファッションシステム株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



