訪日ムスリム向け「SALAM OMIYAGE 浅草店」が11月6日開業へ
株式会社シードは、CULTURE LINK MALAYSIA SDN. BHD.(CLM)と連携し、訪日イスラム教徒向け専門店「SALAM OMIYAGE ASAKUSA(サラムオミヤゲ 浅草店)」を2026年11月6日にオープンします。

店舗は東京・浅草駅から徒歩4分の場所に位置し、食品や衣料品など約250点の商品を取りそろえるほか、無料で利用できる礼拝室とウドゥ設備を完備します。旅先での食品原材料の分かりにくさや礼拝場所の探しにくさといった不安を解消し、安心して買い物ができる環境の提供を目指します。
訪日ムスリムの不安解消を目指す背景
日本を訪れるイスラム教徒の旅行者は、2025年に約164万人と推計されています(観光庁資料に基づく参考推計)。同年にはマレーシアとインドネシアからの訪日外客数がそれぞれ年間過去最高を記録したほか、日本は米国旅行誌『コンデナスト・トラベラー』の2026年読者投票で4年連続「世界で最も魅力的な国」第1位に選ばれました。
一方で、マレーシアでの調査などからは、食品のハラール対応や原材料の分かりにくさ、礼拝場所の不足、家族へのお土産選びに対する不安の声が聞かれます。同店は、こうした日本への関心と旅先での安心との間にあるギャップを埋める拠点として企画されました。



約250点の商品と無料の礼拝設備
店内では、ヒジャブ・アバヤ、日本のお菓子、袋入りラーメン、冷凍食品、抹茶や日本茶、化粧品、ギフト・雑貨など約250点を取り扱います。同店でしか購入できないヒジャブ・アバヤなどの限定商品も用意されます。
食品はハラール認証商品を中心に選定し、メーカー確認に基づく配慮商品(ムスリムフレンドリー)についても、認証商品と区別して案内します。また、営業時間内であれば購入不要・無料で1人ずつ順番に利用できる礼拝室(プレイヤールーム)と、礼拝前に手足などを洗うウドゥ設備を完備します。
店名の「SALAM」はアラビア語の「平和」「安らぎ」に通じる言葉で、旅先で信仰や習慣が尊重される場所を目指し、「What matters to you matters to us.(あなたが大切にすることを、私たちも大切に。)」をブランドメッセージに掲げています。
地域産品の販路開拓と今後の展望
同プロジェクトでは、静岡県静岡市の削り節メーカーである有限会社西尾商店の商品も販売されます。同社はCLMの「ハラールの窓口」を通じてハラール認証を取得しマレーシアへの輸出を実現しており、今回は国内の訪日客向け販路拡大として取り扱いが決まりました。
シードとCLMは浅草店でのモデル構築を経て、将来的には首都圏や関西などの観光地への展開も視野に入れています(出店地域・店舗数・時期は今後検討)。
店舗および会社概要
店舗の概要は以下の通りです。
- 店舗名:SALAM OMIYAGE ASAKUSA(サラムオミヤゲ 浅草店)
- 開業日:2026年11月6日(金)
- 所在地:東京都台東区浅草1-39-7 保坂ビル2階
- 営業時間・定休日:10:30〜18:00/定休日なしで営業予定
- 運営会社:株式会社シード
- ホームページ:https://salamomiyage.com/
関係各社の概要は以下の通りです。
- 株式会社シード
- 本社:静岡県三島市文教町1-7-25
- 代表者:代表取締役社長 西島英弘
- 事業内容:広告・マーケティング、プロモーション、商業施設の企画・開発、設計・施工、店舗運営支援、直営店舗事業
- CULTURE LINK MALAYSIA SDN. BHD.
- 所在地:マレーシア・クアラルンプール
- 代表者:COO 野口 亮
- 事業内容:日本食レストラン「元年堂」の運営、日本企業のマレーシア・ASEAN進出支援、市場調査、テストマーケティング、販路開拓、ハラール関連支援
本記事は株式会社シードおよびCULTURE LINK MALAYSIA SDN. BHD.の発表をもとに作成しました。
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