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ヤマハミュージックジャパンがCubase 16のダウンロード販売を開始

株式会社ヤマハミュージックジャパンは、ドイツ・ハンブルクのSteinberg Media Technologies GmbHが開発した音楽制作用ソフトウェア「Cubase Pro 16」「Cubase Artist 16」「Cubase Elements 16」のダウンロード販売を開始しました。11月5日(木)に発売された本シリーズは、複数の音源を重ねて演奏・制御できる「インストゥルメントスタック」や、6要素への対応を果たしたステム分離など、制作ワークフローを強化する多彩な機能を備えています。

「Cubase 16」には、VSTインストゥルメントやサンプラートラック、ドラムトラックなどの複数音源を最大8レイヤーでまとめ、1本のトラックから一括演奏できる「インストゥルメントスタック」が新たに搭載されました。レイヤーごとにキーやベロシティー、トランスポーズの設定が可能です。

また、環境設定やキーボードショートカット、プロジェクト設定、オーディオコネクションなどを検索可能な1つの画面へ統合・刷新しました。設定変更が作業を止めずに即時反映されるほか、テンポ検出のワークフローも刷新され、読み込んだ楽曲や録音素材をプロジェクトのテンポへ合わせやすくなっています。

編集精度の向上とAIを活用した歌声合成

完成済みのミックス音源を楽器・パート別のオーディオトラックに分解する「ステム分離」は、「Cubase 15」から分離品質が向上しました。従来のボーカル、ドラム、ベース、その他にピアノとギターを加えた6要素へと拡張され、分離後は各要素を独立したオーディオトラックとして編集・ミックスできます。

MIDIノートを編集するキーエディターには、コードの発音タイミングを自然にずらす「ストラム」機能や、複数のノートを時間方向に比例して伸縮できるツールモードが追加されました。さらに、独自開発のAIエンジンを活用した歌声合成プラグイン「Omnivocal Basic」を搭載し、キーエディター上で音程となるノートと歌詞を入力して歌声を生成できる環境を整えています。

新エフェクトや音源ライブラリーの追加

サウンド面では、ドラム向けプロセッサー「DrumChain」や、15種類のスタイルを中心にダイナミクスなどを直感的に整えられる「VocalTouch」という2種類のエフェクトが追加されました。

さらに、HALion Sonic用の新音源ライブラリー「Module FM」として200以上のプリセットが収録されたほか、5種類のサンプルパックの追加、「Spectral AudioWarp」、ネットワーク経由でテンポを同期できる「Ableton Link」への対応、「ASIO-Guard」の強化などが施されています。

製品ラインアップと販売形式

販売形態はダウンロード版のみで、価格はいずれもオープンプライスとなっています。製品の詳細は以下の通りです。

  • スタインバーグソフトウェア『Cubase Pro 16』:CUBASE PRO 通常版、CUBASE PRO アカデミック版、CUBASE PR0 クロスグレード版
  • スタインバーグソフトウェア『Cubase Artist 16』:CUBASE ART 通常版、CUBASE ART アカデミック版
  • スタインバーグソフトウェア『Cubase Elements 16』:CUBASE EL 通常版、CUBASE EL アカデミック版

なお、アカデミック版は学生や学校教員向けの優待販売版であり、発注時には学生証や教員証などのコピーが必要です。アップデートおよびアップグレードは、スタインバーグ オンラインショップ(https://www.steinberg.net/ja/products/)や正規販売店で取り扱われています。また、2026年10月8日以降に「Cubase 15」を購入してライセンスをアクティベートしたユーザーを対象に、無償で『Cubase 16』のライセンスを提供する特別優待期間(Grace Period:グレースピリオド)も設定されています。

本記事は株式会社ヤマハミュージックジャパンの発表をもとに作成されています。

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