ダイセルの高吸収で食品加工容易なエクオール発酵物が令和8年度関東地方発明表彰を受賞
株式会社ダイセルが発明した「高吸収で食品加工容易なエクオール発酵物」が、公益社団法人発明協会主催の「令和8年度関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞しました。本技術は、健康機能成分エクオールの水への溶解性や体内吸収性を高める技術ブランド「アクアエクオール®」に関するものです。表彰式は2026年11月19日(木)に開催される予定です。
受賞内容と対象となった特許技術
今回の表彰では、株式会社ダイセルの林 素子氏による発明「高吸収で食品加工容易なエクオール発酵物」(特許第7432053号)が評価を受けました。
対象技術は、水に溶けにくく吸収されにくい性質を持つ健康機能成分エクオールを、食品に使用できるβ-シクロデキストリンに包接させる手法を用いています。分子に他の分子を取り込ませる包接処理により、水への溶解性および体内吸収性の向上を実現しました。また、発酵工程と包接体形成を同時に行う製造技術を確立したことで、高品質なエクオール発酵物の効率的な製造を可能にしています。
期待される効果と製品への応用
本技術によって水溶性を高めたことで、配合された健康食品を摂取した際の効率的な吸収が期待されています。さらに、発酵生産時に濃度が上がるため、食品やサプリメントへの配合性向上や、粒の小型化など飲みやすさの向上にも寄与します。
現在、この技術は中高年層の健康維持を支援する機能性食品分野で広く活用されているほか、株式会社ダイセルのエクオール関連商品「フラボセル®」にも導入されています。同社は今後も独自技術を生かした製品の提供を通じ、人々の健康に貢献していく方針を示しています。
地方発明表彰の概要と表彰式の日程
地方発明表彰は、優れた発明、考案、または意匠を生み出した技術者や研究開発者を顕彰する制度で、1921(大正10)年から続く歴史を持ちます。
令和8年度の表彰式は、2026年11月19日(木)に宇都宮東武ホテルグランデにて実施されます。
- 受賞名称:高吸収で食品加工容易なエクオール発酵物
- 賞名:発明奨励賞
- 特許番号:特許第7432053号
- 発明者:林 素子(株式会社ダイセル)
- 表彰式日程:2026年11月19日(木)
- 会場:宇都宮東武ホテルグランデ
本記事は株式会社ダイセルの発表をもとに作成しました。
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