チェック・ポイントがAIサイバー攻撃検証チームを発足、無償プログラムも提供へ
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point® Software Technologies Ltd.、NASDAQ: CHKP)傘下のチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社は、サイバー犯罪者に悪用される前にセキュリティ上の弱点を特定できるよう国内組織を支援する専任の取り組みとして、「AIサイバー攻撃検証チーム」を立ち上げました。
これに伴い、日本国内で事業を行う組織を対象とした「Agentic Exposure Validation(AEV)」アセスメントプログラムを期間限定で無償提供します。セキュリティチームが攻撃者の視点で自社環境を評価し、実際に侵害へつながり得るリスクの優先順位付けを行えるよう支援する方針です。
悪用可能性に焦点を当てるAEVテクノロジー
国内ではインターネット公開システムや外部攻撃対象領域、サプライチェーンなどのセキュリティに注目が集まっており、10月上旬には日本政府が企業を標的とした大規模なサイバー攻撃の頻発を受けて「サイバー空間の非常事態」に言及しました。数千件に及ぶ脆弱性アラートが寄せられるなか、どの問題が実質的な攻撃経路となり最優先で修復すべきかの判断が課題となっています。
AEVは脆弱性の洗い出しにとどまらず、実環境での悪用可能性に焦点を当てる手法です。資産のコンテキストやリアルタイムのエクスプロイト調査、チェック・ポイントの脅威インテリジェンス、既存の防御カバレッジと突き合わせることで、静的な深刻度スコアに頼らず悪用可能かを判定します。攻撃者の行動をエミュレートするAIエージェントを用い、脆弱性や漏えいした認証情報、クラウドの設定ミスなどが連鎖して攻撃経路を形成する仕組みを検証します。
専門家による「AIサイバー攻撃検証チーム」の発足
新設されたAIサイバー攻撃検証チームは同社のサイバーセキュリティ専門家で構成され、AIによって高度化する脅威環境下で自社のエクスポージャーを理解できるよう支援します。従来提供してきた限定的なPoC(概念実証)から発展させ、今後は調査結果に関する個別の解説やセキュリティ面の影響を詳細に記したレポートを作成します。
同社日本法人社長の佐賀 文宣は、組織に必要なのは脆弱性だけでなく悪用可能性の可視化であるとした上で、「チェック・ポイントはAIサイバー攻撃検証チームを通じて、日本の組織が攻撃者の視点から自社のエクスポージャーを理解し、侵害が起きる前に防御を強化できるよう支援していきます」と述べています。
無償アセスメントプログラムの概要
無償プログラムではAEVアセスメントに加え、悪用可能な攻撃経路や検証済みリスク、優先順位付けされた修復の推奨事項を示す調査結果レポートが提供されます。外部公開されているIPアドレスまたはホスト名のみを必要とし、本番環境に影響を与えない読み取り専用の検証技術により業務停止不要で実施されます。所要時間は通常、数時間から24時間です。
また、チェック・ポイントは参加組織から得られた調査結果を匿名化して分析し、国内企業に影響を及ぼす一般的なエクスポージャーの傾向や攻撃経路に関するインサイトを公開する予定です。
プログラムの概要は以下の通りです。
- 対象:日本国内で事業を行う組織
- アセスメント内容:Agentic Exposure Validation(AEV)アセスメントおよび調査結果レポート
- 所要時間:数時間~24時間
- 費用:期間限定で無償
- 必要情報:外部に公開されているIPアドレスまたはホスト名
- 影響:業務停止不要で読み取り専用の検証手法を使用
- 登録URL:https://pages.checkpoint.com/2026-japan-aev-trial
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(www.checkpoint.com)は、世界各国で10万を超える組織を保護するグローバルなサイバーセキュリティ企業です。世界で1,000以上の組織がAEVを継続的に利用しています。
- 会社名:チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(Check Point Software Technologies Ltd.の全額出資日本法人)
- 設立:1997年10月1日
- 拠点:東京都港区
- 公式サイト:https://www.checkpoint.com/jp/
本記事はチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社の発表をもとに作成されています。
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