UPSIDERが法人カードのログイン等にパスキー認証を導入
株式会社UPSIDERは、法人カード「UPSIDER」のWebブラウザ(PC・スマートフォン)からのログインおよび重要操作の本人認証において、「パスキー認証」を導入した。
利用者はパスワードの入力やSMS認証の手間を省き、端末の生体認証などを用いてログインできるようになる。正規サイトでのみ利用できるパスキーの仕組みにより、フィッシングによる認証情報の窃取や不正ログインのリスクを低減し、安全性と利便性の両立を図る。
日本における2025年のクレジットカード不正利用被害額は510億円に上り、その約9割が番号盗用による被害となっている(一般社団法人日本クレジット協会調べ)。国内のフィッシング報告件数は同年に約245万件と過去最多を更新(フィッシング対策協議会調べ)しており、金融サービスを標的とした攻撃が法人にも及んでいることから、企業としての対策が求められていた。
こうした状況を受け、同社は従来の認証方法を見直し、国際標準規格(FIDO2)に基づくパスキー認証を採用した。パスキーは登録されたサービスのドメインと紐づくため、偽サイトへ誘導されても認証が成立しない耐性を持つ。FIDO Allianceの報告によると、パスキー利用により認証成功率は93%、ログイン時間は73%短縮されるとされている。
提供機能の特徴
法人カード「UPSIDER」のWebブラウザ版(PC・スマートフォン)において、ログイン時やカード情報閲覧・カード発行といった重要操作時にパスキー認証が利用可能となった。
- パスキーでのログイン:メールアドレス入力後、端末の生体認証だけでログインを完了
- 重要操作の本人認証:カード情報の閲覧やカード発行などの重要操作時にもパスキーを利用可能
- 複数デバイスへの登録:PCやスマートフォンなど、最大15個のパスキーを登録・管理可能
- SSO利用企業にも対応:SSOでログインする企業のユーザーも、重要操作の本人認証にパスキーを使用可能
今後の展開予定
同社は今後、法人カード「UPSIDER」のスマートフォンアプリ、および「PRESIDENT CARD」(Webブラウザ・スマートフォンアプリ)に対しても、パスキー対応を順次提供していく予定としている。
株式会社UPSIDERについて
代表取締役社長を宮城徹が務める株式会社UPSIDERは、AIを活用した次世代法人カード「UPSIDER」などの金融・経営インフラを展開している。2026年9月時点で全サービスの利用社数は12万社を突破し、法人カード「UPSIDER」および請求書カード払いサービス「支払い.com」を通じた累計決済額は1.5兆円に達している。

- 社名:株式会社UPSIDER
- WEB:https://corp.up-sider.com/
- 設立:2018年5月
- 代表者:宮城 徹
- 資本金:100百万円
- 本社所在地:東京都目黒区下目黒一丁目8番1号 ARCO TOWER 5階
本記事は株式会社UPSIDERの発表、一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」、フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」、FIDO Alliance「Passkey Index」をもとに作成。
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