日立システムズが協創空間にVR保守や生成AIなどの体験型コンテンツを導入へ
株式会社日立システムズは、顧客と新たな価値を創出するための協創空間「DX Smart Lounge」に、自社の技術やサービスを体験できるコンテンツを導入します。
DX Smart Loungeは東京と大阪の拠点に常設されている協創空間で、従来は動画や資料を用いて課題の可視化や解決イメージの共有を行っていました。今回の導入により、VR保守体験や製造業向けアシスタントAIのデモンストレーション、セキュリティシナリオシミュレーションなどを通じて、顧客に技術やサービスのリアルな導入イメージを提供し、潜在的な課題の発見や解決策の具体化を支援します。
体験型コンテンツ導入の背景
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「DX動向2026」によると、日本企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが進む一方、生成AIをはじめとする技術の普及に伴い、企業が取り組むべきテーマは拡大しています。
従来の業務デジタル化やシステム導入に加え、AI活用、データ利活用、サイバーセキュリティ対策、人材育成、ガバナンスなどを一体的に推進する必要が生じており、DXはより高度で複雑な経営課題へ変化している状況です。こうしたなか、日立システムズは顧客の課題解決に伴走するため、体験型コンテンツの導入を決定しました。
導入される主な体験型コンテンツ
今回導入されるコンテンツは、社会インフラ保守やサイバーセキュリティなどの課題解決に向けた技術や、同社が強みとする「ドメインナレッジ×AI」を体験できる構成となっています。
- 保守サービスのVR保守体験
日立グループのソリューション群「社会インフラ保守 powered by Lumada」などを体験できます。VRゴーグルを装着し、過去のユースケースからAIがまとめた保守手順に沿って、コントローラーを使わずに実機教育をバーチャル空間で訓練可能です。また、DX Smart Loungeの2拠点をつなぎ、「CYDEEN 映像データ利活用システム」「CYDEENメーター自動読み取りサービス」「CYDEENフィールド作業支援サービス」を用いて遠隔で保守作業を指示するデモンストレーションも体験できます。
- 製造業向けアシスタントAIのデモンストレーション体験
設計図の品質チェックや過去のヒヤリハットの把握といった製造業特有の業務をAIで効率化する様子を確認できます。
- セキュリティシナリオシミュレーション体験
企業のランサムウェアによる不正アクセスについて、攻撃者の視点を体験できるシナリオシミュレーションです。攻撃の経路やステップを知ることで、自社システムのぜい弱性について想起できるようにします。
今後の展開
日立システムズは今後、DX Smart Loungeと日立グループ各社の協創拠点を結び、グループ横断でサービスを連携させることで、体験型コンテンツのラインアップを充実させていく予定です。
本記事は株式会社日立システムズの発表をもとに作成されました。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「DX動向2026調査のポイント 広がるAI導入、DXは変われるか」(https://www.ipa.go.jp/pressrelease/2026/press20260716.html)の情報を参照しています。
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