茨城県笠間市の防災連携型系統用蓄電所計画にNEXTESの蓄電池が採用
株式会社NEXTESの13ft 水冷式系統用蓄電池が、茨城県笠間市で進められている系統用蓄電所計画に採用されました。
この事業は、笠間市、芙蓉総合リース株式会社、東電タウンプランニング株式会社が進めるもので、防災連携型の系統用蓄電所を整備する取り組みです。平常時は電力市場での取引に活用し、災害時には拠点避難所である笠間市民体育館へ電力を無償供給することが計画されています。
災害時の拠点避難所へ電力を無償供給する事業計画
計画では、拠点避難所である笠間市民体育館の隣接地に系統用蓄電所を整備します。平常時は電力市場での取引を通じて充放電を行う一方、広域かつ長期間の停電を伴う災害時には、蓄電池に蓄えた電力を笠間市民体育館へ無償で供給し、非常用電源として活用します。
東電タウンプランニング株式会社の公表によると、国の補助金等に依存しない形で災害時に避難所へ電力を提供する系統用蓄電事業は、国内初の取り組みとなります。平常時の電力活用と非常時の電力確保を両立するモデルとして期待されているほか、再生可能エネルギーの有効活用や発電抑制の回避への貢献も見込まれています。
事業概要(東電タウンプランニング株式会社の公表内容に基づく)は以下の通りです。
- 所在地:茨城県笠間市(笠間市民体育館隣接地)
- 出力:2,000kW
- 電池容量:8,000kWh(一般家庭約800世帯の1日分の電力使用量に相当。1世帯1日あたりの電力使用量を10kWhとして算出)
- 系統電圧:6kV
- 運転開始時期:2026年10月30日
- 採用製品:NEXTES13ft 水冷式系統用蓄電池


東電認証の取得や安定運用の技術を評価
本事業で採用されたNEXTESの13ft 水冷式系統用蓄電池は、水冷方式による効率的な温度管理と、日本国内の設置・輸送条件に対応したコンパクトな13ftコンテナ設計を特徴としています。
国内関連規格への準拠に加え、東電グループの安全基準である東電認証を取得したことが評価され、採用に至りました。また、独自のバランシング技術により電池の状態を安定的に管理し、長寿命化と安定運用を両立している点も、避難所に隣接して長期安定稼働が求められる本事業において重要な要素となっています。
株式会社NEXTESについて
株式会社NEXTES(旧NExT-e Solutions株式会社、代表取締役:井上真壮、本社:東京都世田谷区若林一丁目18番10号 京阪世田谷ビル6F)は、2008年5月8日に設立されました。蓄電池の開発・製造から蓄電システム向け製品の提供までを一貫して行っています。
同社は、系統用蓄電池が電力需給の調整にとどまらず地域の防災機能向上に活用される事例が広がる中、安全性と信頼性を備えた蓄電池の提供を通じて地域の取り組みを支えていく方針です。
本記事は株式会社NEXTESの発表(一部、東電タウンプランニング株式会社の公表内容を含む)をもとに作成しました。
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