MUSEが総額17.5億円を調達 小売向けロボットの量産や米国展開を加速へ
小売店舗向けストアロボット「Armo(アルモ)」を開発・提供する株式会社MUSEは、事業会社、ベンチャーキャピタル、金融機関の計15社から総額17.5億円の資金調達を実施しました。

同社は創業以来、スーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなどの小売店舗向けにロボットの開発と商用展開を進めており、国内大手小売企業への導入拡大に加え、米国でも実店舗での運用が始まっています。今回の調達資金を活用し、「Armo」の本格量産体制の構築、製品やAI技術の高度化、米国市場への展開を加速させる方針です。
1台で複数業務に対応するストアロボット「Armo」
「Armo」は、従業員と協働するマルチユース型のストアロボットです。品出しやネットスーパー向けの商品搬送、商品棚の欠品・陳列状況の可視化、販促、買い物客の案内といった複数の業務を1台で支援します。
時間帯や店舗のニーズに応じて多様な業務に対応できる点が特徴で、ロボットの稼働率を高め、導入効果と費用対効果の最大化を図ります。さらに、商品棚や売場の状況を継続的にデータ化することで、欠品の把握や陳列状況の分析といった店舗運営の高度化にも寄与します。
調達資金の使途と今後の展望
今回の資金調達により、主に以下の3点への投資が進められます。
- 本格量産体制の構築と製品競争力の強化
需要増加に対応するため、外部製造パートナーと連携した量産体制の構築や、品質保証・保守体制の強化を進めます。

- 米国展開の加速
現地法人「MUSE US Inc.」を中心に、営業・導入支援・保守体制を強化し、幅広い小売業態での顧客開拓を推進します。
- AI・ソフトウェア技術の高度化
自律走行・認識・判断機能の高度化に加え、売場データを収集・分析するクラウドプラットフォーム「Eureka Platform」の機能拡充を進めます。
投資家および代表者のコメント
新規リード投資家である株式会社ALPHAのGeneral Partnerである立岡恵介氏は、現場の使いやすさに向き合う姿勢や開発チームの実行力を高く評価し、事業成長を力強く支援していく姿勢を示しています。
株式会社MUSEの代表取締役社長兼CEOである笠置泰孝氏は「今回の資金調達は、MUSEが本格的な成長フェーズへと踏み出す重要な転換点です。日本の小売現場で磨き上げてきた技術と実績を基盤に、本格量産体制の構築と米国市場への展開を加速してまいります」と述べています。
出資元一覧
今回のラウンドに参加した投資家および金融機関は以下の通りです。
- 新規リード投資家: 株式会社ALPHA(ALPHA)
- 既存投資家(追加出資): インキュベイトファンド株式会社、XTech Ventures株式会社、Spiral Capital株式会社、東芝テック株式会社、キャナルベンチャーズ株式会社、株式会社YMFGキャピタル
- 新規投資家: 楽天キャピタル、ごうぎんキャピタル株式会社、New Commerce Ventures株式会社
- 金融機関を含め計15社
株式会社MUSE 概要
- 社名:株式会社MUSE
- 所在地:東京都中央区八丁堀2丁目11−7 MC八丁堀ビル
- 代表取締役:笠置泰孝
- 設立:2022年4月
- 事業内容:小売店舗向けロボットの開発及び販売
- Webサイト:https://www.muse-gr.com/
本記事は株式会社MUSEの発表をもとに作成されています。

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