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ポケット・クエリーズがiVoRi Note先行ローンチ、PoCパートナー募集へ

株式会社ポケット・クエリーズは、スマートフォンに向かって話すだけで現場帳票の該当項目へ自動記入される帳票音声入力アシスタント「iVoRi Note(アイヴォリノート)」を先行ローンチしました。あわせて、現場環境でのPoC(概念実証)および各社の業務フローに合わせた個別カスタマイズ開発を前提とするパートナー企業の募集を開始しました。本サービスはパッケージ製品としての提供ではなく、現場の通信状況・騒音環境・帳票様式に応じた実証と個別開発を前提としています。

「iVoRi Note」は専用端末を必要とせず、手持ちのスマートフォン1台で音声による帳票記入、写真貼付、データ出力を完結させる現場記録アシスタントです。作業者が点検項目や数値を自然に発話すると、システムが文脈から内容を判断して帳票の所定位置へ自動入力します。AI処理のため一部サーバで動作する仕様です。

自然言語の自動振り分けに対応しており、「pHは7.2」「送風機は正常です」などと発話するだけで該当項目へ数値を記録します。「やっぱり水温は26度です」といった発話訂正や言い直しにも追随します。また、現場で使用している点検表や調査票をスマートフォンで撮影するかPDFを取り込むことで、アプリを入れ直すことなく音声入力用のひな形として使用できます。ただし、PDFの直接取り込みは開発中・近日対応予定となっています。

対応OSはAndroidおよびiOS(iPhone・iPad)で、最新機能はAndroidから順次対応します。端末カメラで撮影した現場写真や立会者の名刺画像を帳票内に直接貼り付けて保存できるほか、記録したデータはCSVおよびJSON形式で出力可能です。

ARグラス連携による完全ハンズフリー運用

拡張オプションとして、すでに実機動作を確認済みの「ARグラス連携機能」も提供されます。両手が塞がる作業や危険を伴う高所・設備点検現場に向けたもので、スマートフォンを処理側とし、次に記入すべき項目やガイダンスをARグラスの視界上に直接表示します。作業者は視界を遮られることなく、手元の工具や機器から手を離さずに音声のみで帳票入力を完結させることが可能です。

想定用途と蓄積データの活用展開

本ツールは主に以下の業界や用途を対象として想定しています。

  • 建設・土木:現場調査、施工管理、立会い記録(所見を音声で残しつつ、現場写真や立会者名刺をその場で添付)
  • エネルギー・インフラ:プラント設備・配管・水処理施設などの巡回日常点検(測定値を読み上げるだけで記録し、転記工数を削減)
  • 製造・工場:設備の定期点検、出荷前・工程内の検査・品質記録(測定値・判定結果の読み上げと対象物写真の記録)

同社は、蓄積される点検・検査データを解析・傾向把握することで、「機器の不具合兆候の検知」「類似トラブルの自動照会」「最適メンテナンス時期の予測」など、データを利活用した予防保全や業務効率化へ展開していく方針を示しています。

株式会社ポケット・クエリーズについて

株式会社ポケット・クエリーズは、代表取締役社長を佐々木 宣彦が務め、東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー52Fに本社を置いています。ロボティクス/IoT事業、VR/AR/MRの実用アプリケーション開発、3D-CG事業を展開しています。

株式会社ポケット・クエリーズ

本記事は株式会社ポケット・クエリーズの発表をもとに作成されています。

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