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昼食後の歯磨きは39.4% 大宮区役所前歯科が成人2,653名を調査

埼玉県さいたま市大宮区の歯科医院「大宮区役所前歯科」は、2021年3月から2026年10月までに同院を初めて受診した成人2,653名の問診票をもとに、生活習慣とオーラルケアの実態を集計した。朝や夜に歯を磨く人が9割以上にのぼる一方で、昼食後に磨く人は39.4%にとどまる実態が明らかになった。また、甘い飲み物をよく飲む人が36.5%を占めるなど、日中の過ごし方による虫歯リスクの課題も示されている。

朝夜と昼で大きな開きがある歯磨き習慣

調査結果によると、起床後か朝食後のどちらかに歯を磨く人は90.6%、夕食後か就寝前のどちらかに磨く人は97.2%にのぼった。1日の歯磨き回数は「2回」が49.6%で最も多く、3回以上は41.3%だった。一方で、昼食後に磨く人は39.4%にとどまっている。

昼食後の歯磨き率は職種によって差が見られ、医療関係と回答した人では68.0%だったのに対し、営業と回答した人では21.4%だった。職種区分は回答者の自己申告(選択式)で区分が重なる場合があり、同院は職場環境や業務の特性が影響している可能性があるとしている。

また、歯間ケアについては、フロスを使う人が35.1%、歯間ブラシを使う人が16.7%で、どちらかを使う人は46.4%となり、半数以上は歯の間の清掃をしていない実態が分かった。

甘い飲料を好む人は36.5%で間食は午後が最多

日常的によく飲むものとしては水(71.4%)が最も多く、麦茶(38.4%)、緑茶(35.7%)が続いた。一方で、コーヒー牛乳(17.9%)や炭酸飲料(15.1%)なども挙げられ、これらを含む甘い飲み物をいずれかよく飲む人は36.5%だった。なお、この集計での「甘い飲み物」はコーヒー牛乳・炭酸飲料・果汁ジュース・乳酸飲料・スポーツドリンクのいずれかを選んだ人を対象としており、加糖かどうかは聞いていないため無糖の炭酸飲料などが含まれる可能性がある。

間食をする時間帯が決まっている人は回答者全体の60.7%で、時間帯別では午後(53.1%)が最も多く、夜(36.6%)、午前(32.3%)と続いた。間食について回答した2,305名の中でよく食べるものは、チョコレート(50.5%)、アイスクリーム(35.3%)、果物(32.3%)、スナック菓子(29.5%)の順となっている。

飲食のたびに口の中は酸性に傾き唾液の働きで中和されるが、甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続けると酸性の時間が長くなり、虫歯や歯のエナメル質が溶ける酸蝕歯につながりやすくなるとされる。

職場で歯磨きができない日の3つの予防習慣

朝と夜の歯磨きが定着している一方、仕事をしながら甘い飲み物を少しずつ飲む習慣や午後の間食は口の中が酸性の状態を長引かせる要因となる。昼食後に歯を磨く時間が取れない環境でもできるリスク軽減の工夫として、同院は以下の3点を挙げている。

  • 飲食の後は、水やお茶で口をゆすぐか一口含む
  • 机に置く飲み物は無糖を基本にする
  • 間食をとるなら、砂糖不使用の「キシリトール製品(グミ・ガムなど)」を選ぶ

食後や甘い飲料を飲んだ後に水やお茶を口に含んですすぐだけでも効果があるほか、噛みごたえのあるキシリトール製品を選ぶことで唾液の分泌が促され、酸性に傾いた口の中を中和する働きのサポートにつながるとしている。

大宮区役所前歯科の調査概要と医院情報

今回の調査は、同院を受診した成人2,653名(男性1,066名、女性1,587名、年齢回答者2,200名のうち20〜30代が65.9%)の来院時アンケートを個人が特定されない形で集計したものであり、全国の成人全体の傾向を示すものではないとしている。

同院は、厚生労働省が定める施設基準の『かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所』の届出医院として、生活環境から原因を把握し予防するために詳しい問診を行っており、今後も一人ひとりの環境やライフスタイルに寄り添ったセルフケア指導を行っていく方針を示している。

  • 医院名:大宮区役所前歯科
  • 住所:さいたま市大宮区吉敷町1-91 成田ビル1階
  • HP:https://www.naritashika.com/

本記事は大宮区役所前歯科の発表をもとに作成。

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