エムエル・エステート、物流施設に初のオンサイト型PPA太陽光設備を導入
みずほリース株式会社の100%子会社であるエムエル・エステート株式会社(MLE)は、信託受益権を保有する物流施設「LOGIFRONT名古屋みなとMalien」(愛知県名古屋市港区)の屋根上に、オンサイト型PPAスキームを活用した太陽光発電設備を導入し、2026年11月1日より稼働を開始しました。オンサイト型PPAスキームを活用した投資・開発物件への太陽光発電設備の導入は、同社として初の取り組みとなります。
東急不動産と連携したオンサイト型PPAの導入

今回の取り組みでは、東京都渋谷区に本社を置き田中 辰明氏が代表取締役社長を務めるPPA事業者の東急不動産株式会社と太陽光電力供給契約を締結しました。施設の屋根上に太陽光発電設備を設置・所有・運用し、発電した再生可能エネルギー由来の電力を共用部およびテナント専有部で活用します。
太陽電池容量は486.08kW(620W×784枚)で、年間想定発電量は611,554kWhを見込んでいます。同社は本取り組みを通じ、施設の環境性能向上や入居テナントの脱炭素ニーズへの対応を図り、再生可能エネルギーの普及拡大に貢献していく方針です。

CASBEEのAランク認証を取得
CASBEE(建築物総合環境性能評価システム:Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency)は、国土交通省の支援のもと2001年4月に産官学共同プロジェクトとして設立された「建築物の総合的環境評価研究委員会」が開発した、建物の環境品質を総合的に評価するシステムです。
本施設は、環境負荷低減の取り組みの一環として建物外皮の負荷抑制や建材へのリサイクル材導入などを実施しており、建築物の環境性能が総合的に評価されるCASBEEのAランク(総合評価4つ星)を取得しています。
施設の特徴と設備仕様
本施設は、名古屋第二環状自動車道「南陽」IC より約4.0km、名古屋高速道路「港明」IC より約4.2 ㎞に位置し、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「荒子川公園」駅より徒歩約19分の立地にあります。名古屋中心部に近接して市内配送に適しているほか、製造業が盛んな豊田市周辺の西三河エリアや広域配送の中継地点としても利用が可能です。
建物は地上4階建てのBOX型で、延床面積は6,500坪超を有し、2分割でも利用可能な平面計画となっています。キュービクル等の重要設備を屋上に配置してBCP対応に配慮したほか、梁下有効高さ5.5mの作業性に優れた空間を確保しています。1階トラックバースは大型トラックが複数同時に接続可能で、ドックレベラーを備えています。
施設の主な仕様と設備は以下の通りです。
- 床荷重:1,500kg/㎡(倉庫部分)
- 天井高:梁下有効高さ5.5m
- 照明:200lx(倉庫部分)、500lx(事務所部分)
- 搬送機:垂直搬送機1基、荷物用エレベーター1基(募集区画)
- 駐車場:27台(募集区画)


1区画でテナントを募集
現在、本施設では1区画(1~4階)計3,171.13坪についてテナントを募集しています。募集区画には荷物用エレベーター1基、垂直搬送機1基、駐車場27台を備えており、3PL事業者やEC事業者、メーカー物流拠点など幅広いニーズに対応可能としています。
本記事はエムエル・エステート株式会社の発表をもとに作成。


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