エコ革の小美玉データセンター計画が環境省補助事業に採択 2028年5月稼働へ
栃木県佐野市に本社を置き伊藤 繁三が代表取締役を務める株式会社エコ革は、茨城県小美玉市で計画する小美玉データセンターが、環境省の令和8年度「データセンターのゼロエミッション化・地域共生加速化事業」における補助事業として採択されたことを明らかにした。本事業は、福島県大熊町で整備を進める大熊データセンターに続くエコ革の第2号データセンター事業となる。稼働開始は2028年5月を予定している。

環境省の補助事業に採択
2026年8月3日、環境省の補助事業を執行する一般社団法人地域循環共生社会連携協会が、令和8年度「データセンター再エネ導入事業」の採択結果を公表した。地域の再生可能エネルギーを活用したデータセンターの新設事業として、エコ革の小美玉データセンター計画が採択された。
採択結果は同協会のウェブサイト(https://rcespa.jp/r08-datacenter/r08-datacenter-no1/r08-datacenter-no1-adopt)に掲載されている。
太陽光発電と蓄電池による再エネ自家消費
小美玉データセンターは、受電容量約2MWのコンテナ型データセンターとして計画されている。コンテナ型データセンターへの直接電力供給として日本最大級となる、DC約2MWの太陽光発電設備を導入する計画である。この日本最大級という規模について同社は、国内のコンテナ型データセンターにおける太陽光発電設備からの直接供給規模について公開情報に基づき確認したものとしている。
さらに、約2MW級・約4MWhの蓄電池設備を併設し、発電した再生可能エネルギーを施設内で自家消費することで、年間消費電力量の約30%を再生可能エネルギーで賄うことを目指す。
高効率冷却技術の採用と立地
施設内では、AI用途で利用される高性能GPUサーバーの高発熱に対応するため、DLC(Direct Liquid Cooling:直接液冷方式)を採用する予定である。冷却効率の向上により、省エネルギー化と高密度実装の両立を図る。
施設形態は大熊データセンターと同様にコンテナ型を採用し、必要な設備を効率的に構成して機動的かつ合理的なデータセンター整備を進める方針である。建設予定地は茨城県小美玉市で、東京都心から約100km圏に位置し、首都圏へのアクセス性と再エネ活用型インフラ整備の両立を図る立地となっている。
計画の概要
小美玉データセンターの計画概要は以下の通りである。なお、記載内容は現時点の計画に基づくものであり、今後の設計や協議等により変更となる場合がある。
- 名称:小美玉データセンター(仮称)
- 所在地:茨城県小美玉市
- 施設形態:コンテナ型データセンター
- 受電容量:約2MW
- IT設備容量:約1.2〜1.3MW級
- 太陽光発電設備:DC:約2MW
- 蓄電池設備:約2MW級・約4MWh
- 想定再エネ率:約30%
- 冷却方式:DLC(直接液冷方式)
- 稼働開始:2028年5月予定
本記事は株式会社エコ革の発表をもとに作成しました。
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