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株式会社トーエネックなど、鞍ケ池公園でペロブスカイト太陽電池の実証を開始へ

株式会社トーエネックは、豊田市、中部電力株式会社、中部電力ミライズ株式会社と連携し、鞍ケ池公園(愛知県豊田市)において、株式会社アイシンが開発中のペロブスカイト太陽電池(PSC)を用いた実証を開始する。本実証は、愛知県内における再生可能エネルギーの導入拡大を目的とした「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」の取り組みとして選定された事業である。鞍ケ池公園プレイハウス屋上に合計約1kWのPSCを設置し、施工方法や発電特性、経年変化などを検証する。

実証の背景とペロブスカイト太陽電池の特長

PSCは、軽量・薄型で柔軟性に優れ、従来型の太陽電池では設置が難しかった建物の壁面や耐荷重の小さい屋根などへの導入が期待される次世代型太陽電池とされている。

普及促進に向けた検証内容としては、施工方法および発電特性などの評価、都市空間の有効活用に向けた実用性や発電性能の検証が挙げられている。さらに、PSCの「軽い」「薄い」という特長を生かした施工方法の検証や、従来型太陽電池の設置が困難な建築物への導入可能性の検討も進められる。

実証実験の概要と参画各者の役割

実証期間は令和8年度から令和10年度までを予定しており、実証場所は鞍ケ池公園 プレイハウス屋上 (愛知県豊田市岩滝町)となる。参画する各者の役割分担は以下の通り。

  • 中部電力株式会社:実証データに基づく発電特性と経年変化の評価
  • 中部電力ミライズ株式会社:本実証の推進・支援および検証全体の取りまとめ
  • 株式会社トーエネック:設備の設計・施工、保守・管理、施工方法の検証
  • 豊田市:フィールドの提供、実証事業のPR、公共施設への早期導入および普促進策の検討

株式会社トーエネックの具体的な取り組み

株式会社トーエネックは、これまで培ってきた電気設備工事の技術・ノウハウを生かし、設備における設計・施工から保守・管理までを一貫して担う。実証において主に以下の取り組みを行う。

  • 既設の結晶系太陽電池とPSCを並列接続し、同時に発電できるシステムを設計
  • 「外周柵」と「置き基礎架台」の2種類の方法でPSCを設置
  • 発電データの遠隔監視および定期的な現地点検による保守・管理

同社は、異なる設置方法による施工性や発電性能などを検証し、これまで太陽光発電設備を設置できなかった場所を新たな「発電場所」として活用するための施工技術の確立を目指すとしている。得られた知見を今後のPSCの施工・保守技術に生かし、社会実装と再生可能エネルギーの普及拡大を通じて脱炭素社会の実現に貢献していく構えだ。

本件に関する問い合わせ先

  • 株式会社トーエネック 総務部広報グループ 中山・角田(電話)052‐219‐1906

本記事は株式会社トーエネックの発表をもとに作成。

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