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Job総研の調査で78.6%が不要なマナーあり 首位はハンコのお辞儀押し

パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関『Job総研』は、社会人男女439人を対象に実施した「2026年 ビジネスマナー実態調査」の結果を公表しました。調査では、自身のビジネスマナーに対する自信や必要・不要とされる作法のほか、世代間の認識差や部下への指導に関する実態が明らかになっています。あわせて、マナーが出世や人事評価に与える影響についての意識も集計されました。

自信がない人は46.2% 不要なマナーは「ハンコのお辞儀押し」が最多

回答者全体の439人にビジネスマナーへの自信を尋ねたところ、「自信がない派」が46.2%となりました。内訳は「全く自信がない」が5.0%、「自信がない」が10.7%、「どちらかといえば自信がない」が30.5%です。自信がないと答えた203人に理由を聞くと、「何が正解か分からない」が55.2%で最多となり、次いで「人や会社で基準が違う」が53.2%、「学ぶ機会がなかった」が37.4%と続いています。

ビジネスマナーだと思うものについては「自分から挨拶する」が75.9%で最も多く、「清潔感ある身だしなみ」が68.8%、「敬語の使い分け」が64.9%でした。一方、不要だと思うビジネスマナーの有無については「ある派」が78.6%、「ない派」が21.4%となっています。不要なマナーがあると回答した345人にその内容を聞いたところ、「ハンコのお辞儀押し」が66.4%で最多となり、「電話は3コール以内」が41.2%、「お辞儀の角度の使い分け」が40.6%でした。不要と考える理由としては「形式的で意味がない」が62.0%、「気を遣いすぎて疲れる」が41.7%、「人や世代で正解が違う」が36.2%挙がっています。

残した方がいいビジネスマナーとしては、「自分から挨拶する」が66.1%、「清潔感ある身だしなみ」が54.9%、「敬語の使い分け」が51.9%となりました。

73.8%が世代ギャップを実感 部下への指摘にはハラスメント懸念も

ビジネスマナーに世代ギャップを感じるかという質問では、「感じる派」が73.8%に達しました。内訳は「よく感じる」が13.2%、「感じる」が24.4%、「どちらかといえば感じる」が36.2%です。世代ギャップを感じると答えた324人がギャップを覚えた項目は、「敬語の使い分け」が36.4%、「自分から挨拶する」が32.4%、「上座・下座等の席順」が24.4%でした。

部下がいる266人を対象にした調査では、部下のビジネスマナーが「気になる派」が68.8%を占めました。内訳は「とても気になる」が12.8%、「気になる」が19.9%、「どちらかといえば気になる」が36.1%です。しかし、部下にマナーを「指摘しづらい派」は75.2%にのぼり、内訳は「とても指摘しづらい」が13.2%、「指摘しづらい」が22.9%、「どちらかといえば指摘しづらい」が39.1%となっています。指摘しづらいと回答した200人の理由は、「ハラスメントと思われそう」が48.5%で最多となり、「自分の基準に自信がない」が41.5%、「世代で価値観が違う」が37.0%でした。

回答者の自由記述では、上司側から「今は服装なども以前ほど堅苦しさがない場合もあるので、どこまで厳しく言うべきかを迷う」、部下側からは「指摘されることはないので、自分が正しくできているか分からない。評価に入っていたら不安」といった声が寄せられています。

7割以上が出世や人事評価への影響を意識

ビジネスマナーが人事評価や出世に与える影響について、回答者全体の439人に意識を尋ねました。

人事評価に「影響すると思う派」は73.3%となり、内訳は「とても影響すると思う」が11.6%、「影響すると思う」が20.0%、「どちらかといえば影響すると思う」が41.7%でした。出世に関しても「影響すると思う派」が76.3%を占め、内訳は「とても影響すると思う」が13.0%、「影響すると思う」が19.8%、「どちらかといえば影響すると思う」が43.5%となっています。

調査概要

  • 調査対象者:現在就業中のJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
  • 調査条件:全国/男女/20~50代
  • 調査期間:2026年10月7日~10月13日
  • 有効回答数:439人
  • 調査方法:インターネット調査

本記事はパーソルキャリア株式会社の発表をもとに作成されています。

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