株式会社KOGANEがシュウ酸アルマイトの雪平鍋を11月1日より先行販売へ
大阪市平野区に拠点を置く株式会社KOGANEは、自社ブランド「KOGANE」の第1弾商品として「KOGANE 16cm雪平鍋」を開発しました。2026年11月1日(日)より、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて先行販売を開始します。同製品は塗装ではなく、アルミそのものが変化した金色と、ニッケルを使用しない仕上げ加工を取り入れています。
塗装ではない金色とニッケルを使わない仕上げ
KOGANE 16cm雪平鍋の内側に見られる金色は、塗装による着色ではありません。電気の力でアルミという金属そのものを変化させており、金属の一部が色の層になっているため剥がれることがない構造です。
また、アルマイト加工の表面を整える「封孔」工程において、多くの場合に使われるニッケルを含む材料を用いない手法を採用しました。仕上がるまでに通常の約3倍の時間がかかりますが、毎日の食事や子どもの離乳食などを安心して調理できる仕上げを目指して選ばれた工程です。

100年前に日本で生まれた技術の継承

アルマイトは、1923年に理化学研究所が特許を出願した日本生まれの技術であり、最初のアルマイトがまとっていた色が金色でした。1947年に梁本裕士代表取締役の祖父がその技術を用いて大阪に工場を構えて以来、79年間にわたり原点の技術である「シュウ酸アルマイト」を守り続けてきました。
アルマイト加工を担う日興電化工業所は、食品機械や消防設備、建材部品の加工を手がける企業ですが、家庭向けの道具として技術を製品化したのは今回が初めてとなります。梁本裕士代表取締役は、祖父が磨いた金色を毎日の道具として届けるため、ブランドの最初の仲間を募る目的でクラウドファンディングへの挑戦を決めたとしています。

同製品は、頑丈さと軽さを兼ね備えた設計となっています。アルマイト皮膜のビッカース硬度は約450で、未加工のアルミ(A1100)の約20〜35や、一般的なステンレス(SUS304)の約150〜200を上回ります(アルマイト加工を担う会社が外部の試験機関に依頼して測定した結果。2026年6月発行の試験報告書による。JIS Z 2244、JIS H 8603を参考に、マイクロビッカース硬度計(試験力0.09807N)で、雪平鍋1点の皮膜断面中央付近5点を測定し、平均は461 HV0.01。アルミ・ステンレスの値は一般的な値の目安。試験報告書は、ご請求に応じて提供)。

一方、アルミの比重は2.7でステンレスの7.9と比較して重さが約3分の1となっており、毎日の上げ下ろしが軽快に行えます。サイズは16cmで、袋のインスタントラーメン1袋が収まる大きさです。注ぎ口は左右両側に設けられており、利き手を問わず扱えます。
ラインアップは、IH・ガス・直火で使用できるIH対応モデルと、ガス・直火モデル(IHでは使用不可)の2種類が用意されています。
先行販売プロジェクトの概要は以下の通りです。
- プロジェクト名:金は、飾りじゃない。100年前の日本の技術で作る”ずっと、初日のまま”の雪平鍋
- 募集期間:2026年11月1日(日)〜2027年1月11日(月・祝)
- 目標金額:330万円(All-in方式)
- 主なリターン:KOGANE 16cm雪平鍋(ガス・直火モデル/IH対応モデル。標準価格はガス・直火モデル8,400円、IH対応モデル8,800円、税込・送料込。数量限定の早割、2個セット、ファミリーセットあり)
- お届け予定:2027年3月(予定)
- プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/986874
本記事は株式会社KOGANEの発表をもとに作成しています。
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