ドバイ経済観光庁が最新動向を発表 ミシュランや鉄道開業、スポーツ大会情報も
ドバイ経済観光庁は、ドバイにおける食、交通、クリエーター育成、スポーツに関する最新動向を発表した。「ミシュランガイド・ドバイ2026」の公開やUAE国営鉄道「エティハド・レール」の旅客サービス開始に加え、秋から春にかけて開催される大型スポーツイベントの予定などを伝えている。

2026年10月8日、「ミシュランガイド・ドバイ2026」(第5版)が発表された。今回は計122軒のレストランが掲載され、2022年の創刊時の69軒から約77%増加した。掲載店舗の料理ジャンルは38種類にわたる。

「トレシンド・スタジオ(Trèsind Studio)」と「FZNバイ・ビョルン・フランツェン(FZN by Björn Frantzén)」がミシュラン三つ星を維持したほか、「オーファリ・ブラザーズ(Orfali Bros)」が中東料理カテゴリーとして世界で初めて二つ星を獲得した。
また、新たに一つ星を獲得した和食レストラン「季語(KIGO)」では、谷川彰教シェフが「ミシュラン・サービスアワード2026」を受賞した。谷川シェフは、約30年間日本料理と向き合ってきた自身にとって大きな出来事であり、チーム全員や客のサポートがあって獲得できたものとした上で、ゴールではなくスタートラインに立てたという思いを述べている。

UAE国営鉄道「エティハド・レール」の旅客サービスが開始
UAEの国営鉄道「エティハド・レール(Etihad Rail)」は、2026年9月30日よりドバイ、アブダビ、フジャイラを結ぶ旅客サービスを開始した。UAEの主要都市を結ぶ移動手段が加わったことで、ドバイと国内各地とのアクセス向上が図られている。
ドバイ駅は「ジュメイラ・ゴルフ・エステーツ駅」と専用歩道橋で接続し、ドバイ・メトロへの乗り換えに対応している。また、ドバイの公共交通ICシステム「Nol」とも連携し、鉄道、メトロ、トラム、バスを組み合わせた移動が可能となっている。

次世代トラベルクリエーター育成プログラムに日本人クリエーターが参加
ドバイ政府観光・商務局(ビジット・ドバイ)は、トラベルコンテンツ代理店「ビューティフル・デスティネーションズ」と提携し、2025年に「ビューティフル・デスティネーションズ・アカデミー・パワード・バイ・ドバイ」を開設した。選出されたクリエーターは、約3か月間ドバイに滞在しながら、映像制作、撮影・編集、AIを活用したコンテンツ制作、マーケティングなどを実践的に学ぶ。受講期間中は渡航費やサービスアパートでの滞在、生活費を支える給与が提供され、修了時にはドバイ・カレッジ・オブ・ツーリズムより参加証明書が授与される。
9月末に開講した第3期では、初の日本人受講者を含む6名が参加している。選出された日本人クリエーターの今野利彦さんは、世界中から集まった仲間と学び制作できる環境や、多様な文化や風景が集まるドバイの撮影環境についてコメントしている。

秋冬から春にかけて多彩な国際スポーツイベントを開催予定
ドバイでは秋から春にかけて、観戦型および参加型のスポーツイベントが相次いで予定されている。
2026年10月31日から11月29日までは、10回目を迎える「ドバイ・フィットネス・チャレンジ(Dubai Fitness Challenge)」が開催される。「30日間、毎日30分運動する」ことを目標とした「30×30」を掲げ、11月1日に「ドバイ・ライド(Dubai Ride)」、11月22日に「ドバイ・ラン(Dubai Run)」、11月29日に「ドバイ・ヨガ(Dubai Yoga)」が実施されるほか、ハッタ・ダムでのスタンドアップパドルなど市内各地で無料のアクティビティが展開される。

ゴルフ競技では、2026年11月12日から15日まで「DPワールドツアー選手権(DP World Tour Championship)」がジュメイラ・ゴルフ・エステーツのアースコースで開催され、「レース・トゥ・ドバイ(Race to Dubai)」のランキング上位選手が集結する。さらに、2026年11月27日から29日にはラグビーセブンズを中心とする「エミレーツ・ドバイ・セブンズ(Emirates Dubai 7s)」が開催される。
2027年には、1月17日に42.195kmのフルマラソン、10km、4kmのレースで構成される「ドバイ・マラソン(Dubai Marathon)」が開催予定となっている。3月27日には、メイダン競馬場で1996年創設の「ドバイ・ワールドカップ(Dubai World Cup)」が開催される予定だ。
本記事はドバイ経済観光庁の発表をもとに作成。
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