千葉県立関宿城博物館で北条氏康と上杉謙信ゆかりの品を集めた企画展が10月3日開幕へ
千葉県野田市の県立関宿城博物館で、令和8年10月3日から11月29日にかけて企画展が開催されます。戦国時代に水陸交通の要衝とされ、北条氏康が「無双之名地」で「一国を取るにも替え難い」と評した関宿城を巡る争いについて、北条氏康と上杉謙信のゆかりの品々を一堂に集めて紹介します。会場では展示のほか、専門研究員による講演会や周辺の城跡を訪ねるフィールドワークなどの関連事業も実施されます。
関宿城を巡る歴史を読み解く6つの展示構成
展示は全6章で構成され、関宿城を築いた簗田氏と古河公方の関係から始まります。永禄元年(1558年)には古河公方・足利義氏が家臣を率いて関宿城に入り、「関宿様」と呼ばれて政治や文化の重要拠点となった背景を取り上げます。また、河川交通の発達により行き交う舟へ課税して経済的基盤を強化した水運の実態についても解説されます。






さらに、永禄3年(1560年)に上杉謙信が関東への出兵を開始した「越山」や、簗田氏の助力を得て関東支配を進めた動向を紹介します。その後、上杉方にあった関宿城を巡って北条氏が3度の大きな戦いを仕掛けた関宿合戦の経過や影響を検証します。合戦後に北条氏の城となった関宿城の整備や、古河にある水海城へ移った簗田氏の動向についても取り上げられます。




講演会や城跡巡りなど多彩な関連事業を実施
会期中は、展示内容の理解を深めるための各種イベントが企画されています。11月3日(火・祝)午後1時30分から3時30分には、新潟県立歴史博物館 専門研究員の前嶋 敏氏を講師に迎え、企画展関連講演「上杉謙信の越山」が集会室で開催されます。定員は先着40名程度で、10月3日(土)から電話または来館にて受け付けます。
10月25日(日)午前9時から正午には、学芸員とともに小金城址(松戸市大谷口公園)と守谷城址(守谷市守谷城址公園)を訪ねる歴史散歩「簗田氏ゆかりの地を訪ねる」が行われます。流山鉄道 幸谷駅前入り口付近に集合し、守谷城址公園で解散する行程で、参加費として移動交通費(大人:960円)が必要です。
このほか、担当学芸員によるミュージアムトークが10月24日(土)と11月14日(土)の各日2回(午前11時から正午、午後1時30分から2時30分)行われるほか、体験教室「甲冑を着て戦国武将になりきろう」が10月18日(日)と11月21日(土)に当日受付で実施されます。エントランスホールでは会期中随時参加できるワークショップ「関宿様のお引越しをお祝いしよう」が催されるほか、博物館周辺の5つの宝箱を探す参加費無料の謎解きクイズラリー(全問正解者先着1,000人にオリジナルシールをプレゼント)も開催されます。
企画展の開催概要
- 会期:令和8年10月3日(土)から11月29日(日)
- 会場:県立関宿城博物館(野田市関宿三軒家143-4)
- 開館時間:午前9時から午後4時30分
- 休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
- 入場料:一般300円、高校・大学生150円(中学生以下、65歳以上、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人は無料。11月3日(火・祝)文化の日はどなたでも無料)
- 主催:千葉県立関宿城博物館
- 協力:千葉県立関宿城博物館友の会
- 後援:千葉テレビ放送、千葉日報社
- お問い合わせ:千葉県立関宿城博物館(TEL:04-7196-1400、FAX:04-7196-3737、HP:https://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/)
本記事は千葉県立関宿城博物館の発表をもとに作成しました。
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