Dellows News

CCSI、ローカルLLM活用のWordPressフォレンジック調査を刷新

Cross&Crown合同会社グループのクロスアンドクラウン セキュリティ インテリジェンス合同会社(CCSI)は、独自開発のAIフォレンジック調査基盤「CCSI-DFIR」とローカル大規模言語モデル(LLM)を活用し、WordPressフォレンジック調査サービスを刷新した。累計4,500件を超える復旧実績で培った知見と技術を組み合わせ、専用のAI計算環境への設備投資を実施して新たな調査体制を整備した。顧客の機密情報を外部生成AIサービスに送信せず、インターネットから完全に切り離した環境でも分析を行える安全性を強みとしている。

完全オフライン環境と権限制御で機密性を確保

企業のWebサイトを標的としたサイバー攻撃が複雑化するなか、フォレンジック調査には膨大なアクセスログやプログラムの分析が必要とされる。調査対象には個人情報や認証情報、非公開のソースコードなどが含まれる場合があり、一般的なクラウド型生成AIサービスへの情報送信には機密性確保の課題があった。

これに対し、CCSIの新たな調査環境では専用設備上でローカルLLMを稼働させる。外部生成AIサービスへの接続を必要とせず、完全オフライン環境で分析を実施できるため、機密情報の外部流出リスクを低減できる。また、外部サービスの障害や仕様変更、API利用制限に左右されずに反復的な調査を進められる利点もある。さらに、AIエージェントによる意図しない操作や不適切な処理を防ぐため、AIが実行できる操作や権限を制限する設計思想を取り入れ、安全性の確保を図っている。

4,500件超の実績と独自AI基盤「CCSI-DFIR」の融合

CCSIが運営する「WebRepair」は、10年以上にわたりWordPressを中心とした改ざんやハッキング被害に対応し、累計4,500件を超える復旧実績を持つ。独自開発のAIフォレンジック調査基盤「CCSI-DFIR」は、サーバーログやプログラムなどを分析し、不正アクセスの痕跡や侵入経路、被害範囲などの解明を支援する。

調査ではAIの分析結果をそのまま結論づけるのではなく、事実や推測を区別した上でセキュリティ専門家が判断を行う。国家資格である情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)が調査に関与し、最終的な調査判断と報告を担当する。技術的な原因究明のみならず、経営層や取引先への説明、サイバー保険の請求、警察への被害届などに必要な証拠資料や調査報告書の作成まで対応する。

中小企業も利用しやすい価格設定とワンストップ対応

専門知識と工数を要する本格的なフォレンジック調査は費用負担が課題となりやすいが、CCSIは独自AI技術による業務効率化を活かし、中小企業にも利用しやすい体制を整えた。料金は50万円(税別)から提供され、調査規模や被害状況に応じて個別に見積もられる。証拠保全やログ解析から調査報告書の作成、Webサイトの復旧や再発防止策の提案までワンストップで支援する。

サービスの主な内容は以下の通り。

  • サービス名:WordPressフォレンジック調査サービス
  • 独自AI調査基盤:CCSI-DFIR
  • 対象:WordPressを中心としたWebサイトの不正アクセス、改ざん、マルウェア感染などの被害調査
  • 主な調査内容:証拠保全、アクセスログ解析、不正プログラム解析、侵入経路調査、被害範囲調査、攻撃タイムラインの作成
  • 提供内容:フォレンジック調査報告書、経営層向け報告書、再発防止策の提案、復旧支援
  • 料金:50万円~(税別・調査規模により変動)
  • サービスURL:https://webrepair.jp/lp/wordpress-forensics/

※調査によって判明する事項は、取得可能な証拠の範囲や保存状況に依存し、すべての侵入経路や被害の特定を保証するものではないとしている。

提供元のクロスアンドクラウン セキュリティ インテリジェンス合同会社(英文表記:Cross&Crown Security Intelligence LLC)は東京都港区赤坂8丁目8-10 AKASAKA8BLDG. B1Fに拠点を置き、サイバーセキュリティ、Webサイトのインシデント調査・復旧、デジタルフォレンジック、セキュリティ対策支援事業を手がけている。

本記事はCross&Crown合同会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間