ジャパネットがIT新会社J-SMART GRIT設立 システム外販へ
長崎県佐世保市に本社を置く株式会社ジャパネットホールディングス(代表取締役社長 兼CEO:髙田旭人)は、グループ内のシステム開発や生成AIをはじめとするITツールの企画・開発を担う専門部門を独立させ、新会社「株式会社J-SMART GRIT」を設立したと発表した。
これまで自社グループの多様な現場で培ってきた自社開発システムやAIツール、スポーツテックソリューション『FANBRIDGE』などのプロダクトを広く社外へ展開し、多くの企業の現場課題解決への貢献を目指す。
新会社設立の背景
ジャパネットグループは、テレビショッピングなどの通信販売事業に加え、プロスポーツクラブや長崎スタジアムシティの運営、クルーズ、ペイメント、BS放送など多岐にわたる事業を展開している。

これらの現場オペレーションを支えてきたのが、システムの「内製化」と「現場密着型のAI活用」である。現場の声を即座に反映して効率を追求したシステムにより、グループ全体の働き方改革による生産性向上と顧客満足度(CS)の維持、事業成長を同時に実現してきた。新会社「J-SMART GRIT」では、現場ファーストで磨いてきたプロダクトを社外へ展開していく。
新社名の「Smart(賢く)」には現場課題に本質的・的確に向き合う姿勢を、「Grit(やり抜く)」にはシステムを納品して終わりにせず、成果が出るまで現場の改善を徹底的にやり切る決意が込められているという。
多様な現場を起点とした強み
同社の強みは、自らがユーザーとして課題を解決してきた当事者である点にあるとしている。通販の受注受付、コールセンターの応対、物流倉庫での出荷、クルーズ旅行、BS放送、サッカースタジアムやアリーナでのイベント運営など、ジャパネットグループが持つ現場を起点に開発を行っている。
ITリテラシーを問わず直感的に使いこなせる操作性(UI/UX)の追求に加え、現場のフィードバックを受けて即座に修正・実装へつなげる改善スピードにより、現場で機能し定着するシステムを提供するとしている。
主な提供プロダクトと実績
提供する主なサービスやプロダクトの実績は以下の通りである。
- スポーツテックソリューション『FANBRIDGE(ファンブリッジ)』
J1・J2クラブ57.5%の導入シェアを持つ、実践型のキャッシュレス決済・チケッティングソリューション。長崎スタジアムシティなどの運営現場でのデータや検証を重ねて開発され、チケット販売・管理から完全キャッシュレス決済、スタジアム内モバイルオーダーまでワンストップで提供する。
- 実用型AIソリューション
現場の工数削減と品質向上を達成してきたAIツール群を展開する。新人コミュニケーターがAI相手に練習を行い年間約2,400時間の教育工数を削減した「コンタクトセンター向け AI電話応対ロールプレイングツール」や、長崎スタジアムシティへの問い合わせに24時間即時対応する「お問い合わせ自動回答 AIチャットボット」、紙の申込用紙などを自動電子化する「高精度 AI-OCRソリューション」がある。
株式会社J-SMART GRITの概要
株式会社J-SMART GRITの代表取締役社長である立石 有太郎は、コールセンターや物流、スタジアム運営などの多様な事業基盤のなかで本質的な使いやすさを追求してきたとし、現場で磨き抜いたシステム開発や人材育成のノウハウを進化させ、「賢くやり抜く」をテーマに邁進していくとコメントしている。
新会社の概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社J-SMART GRIT
- 設立日:2026年11月1日
- 代表者:代表取締役社長 立石 有太郎
- 本社所在地:福岡県福岡市
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:システム開発・保守事業/自社プロダクト・SaaS事業/ITインフラソリューション事業/エンジニア育成・社内教育
- 採用特設サイト:https://corporate.japanet.co.jp/recruit/j-smartgrit/
本記事は株式会社ジャパネットホールディングスの発表をもとに作成しています。
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