KADOKAWA 白川優子著 国境なき衣食住 を2026年10月30日に刊行へ
東京都千代田区に本社を置く株式会社KADOKAWAは、看護師の白川優子さんによるエッセイ『国境なき衣食住』を2026年10月30日(金)に刊行します。著者の白川さんは国境なき医師団(MSF)の手術室看護師として、数々の紛争地で医療活動に取り組んできた経歴を持ちます。本作では医療活動そのものよりも、現場におけるスタッフの生活や日常に焦点を当てています。
医療とは別の角度から伝える紛争地での日常

白川さんはこれまで『紛争地の看護師』などの著作や講演を通じ、紛争地の現状を伝えてきました。今回の最新刊となる『国境なき衣食住』は、医療活動とは別の角度から現地の日常を描いたエッセイです。
まえがきにおいて白川さんは、現場で働くことはそこで暮らすことでもあり、血や涙ではなく、市場や食卓、衣服や眠る場所といった当たり前の日常こそが生きることそのものであるという思いを記しています。


制約の多い環境における共同生活とフルカラー写真を収録
本書では、常にタフに奮闘し続けるイメージを持たれがちな国境なき医師団のスタッフたちが、制約の多い環境の中で楽しみを見つけ、言語の壁を越えてコミュニケーションを取りながら共同生活を運営する等身大の姿が綴られています。
現地の人々や文化に触れる体験を通じて、普通の暮らしの大切さを伝える内容となっており、誌面にはフルカラー写真も収録されています。構成は「第一部 紛争地の生活」「第二部 紛争地の仲間」「第三部 紛争地での出会い」の3部から成り立っています。
11の国と地域に19回の派遣経験を持つ白川優子氏の歩み
著者の白川優子さんは1973年、埼玉県出身の看護師です。小学1年生のときに国境なき医師団(MSF)に憧れを抱き、坂戸鶴ヶ島医師会立看護専門学校を卒業後、日本国内で外科・産婦人科を中心に看護師として計7年間勤務しました。

2003年にオーストラリアへ渡り、2006年にオーストラリアン・カソリック大学看護学部を卒業後、現地の病院勤務を経て、10年、36歳でMSFに参加しました。手術室看護師としてイエメン、シリア、イラク、南スーダン、ネパール、パレスチナ(ガザ地区)、アフガニスタンなどの紛争地や被災地を中心に活動を続けています。2018年から2024年まではMSF日本事務局で採用を担当し、2026年9月時点で11の国と地域に19回の派遣経験を有しています。著書には『紛争地の看護師』(小学館)や『紛争地のポートレート 「国境なき医師団」看護師が出会った人々』(集英社)があります。
書誌情報
- 書名:国境なき衣食住
- 著者:白川優子
- カバーイラスト:森優
- 定価:2,090円(本体1,900円+税)
- 発売日:2026年10月30日(金)
- 判型:四六判
- ページ数:234ページ
- ISBN:978-4-04-116166-1
- 発行:株式会社KADOKAWA
本記事は株式会社KADOKAWAの発表をもとに作成しています。
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