シードと桶川市、コンタクトレンズ空ケースの資源循環推進で協定を締結
コンタクトレンズ製造販売を手がける株式会社シードと埼玉県桶川市は、2026年10月28日(水)に「桶川市と株式会社シードによる資源循環の推進に向けたブリスター回収活動に関する協定書」を締結した。同社が進めるコンタクトレンズ空ケース回収活動「BLUE SEED PROJECT」の一環として行われるもので、行政との連携としては全国で4例目となる。桶川市役所に回収ボックスを設置し、市民に資源循環への参加機会を提供するとともに循環型社会の形成に向けた啓発活動を共同で進める。
桶川市役所に回収ボックスを設置し啓発を推進
協定締結式は2026年10月28日(水)に桶川市役所で執り行われ、桶川市長の小野 克典氏と、株式会社シードの取締役常務執行役員 生産技術本部長である福田 猛氏が出席した。
本協定に基づき、両者は相互に連携・協力しながら以下の取り組みを実施する。
- 市役所1階資源回収ボックス付近へのコンタクトレンズ空ケース回収ボックス設置
- 市民への回収活動の周知および啓発
- 資源循環に関する情報発信
- その他、本協定の目的達成に必要な事項
協定締結の背景と双方の資源循環への取り組み
株式会社シードは2019年より「BLUE SEED PROJECT」を開始し、これまでに累計28,922kg以上の空ケースを回収してきた。2026年7月には、回収した空ケースを再び空ケースへ再資源化するケミカルリサイクルの実証実験も開始している。同社は桶川市と同じ埼玉県内にコンタクトレンズ製造開発拠点「鴻巣研究所」を構えている。
一方の桶川市は、「桶川市ゼロカーボンシティ宣言」や「第二次桶川市環境基本計画」の策定など、脱炭素社会および資源循環型社会の実現に向けた持続可能なまちづくりを進めている。桶川市が「BLUE SEED PROJECT」の効率的なケミカルリサイクルへ貢献するという趣旨に賛同したことから協定の締結に至った。今回の連携は、回収から再資源化までを見据えた資源循環モデルのさらなる拡大を目的としている。
連携に向けた関係者のコメント

株式会社シードの福田 猛取締役常務執行役員は、主力製品である1日使い捨てコンタクトレンズやケースの主原料がプラスチックであることに触れ、「今回の協定締結を機に、より多くの皆さまにリサイクル活動へご参加いただき、さらなる資源循環の推進につながることを期待しております」と述べた。
桶川市の小野 克典市長は、これまで「桶川市ゴミ10カ条宣言」や「桶川市環境自治体宣言」に基づく4Rの取り組み、令和3年の「桶川市ゼロカーボンシティ宣言」、令和7年の「第二次桶川市環境基本計画」策定などを進めてきた経緯を説明した上で、使用済みブリスター(コンタクトレンズ空ケース)を回収して新たな容器へ再生する同社との協定締結を機に、持続可能なまちづくりに向けた取り組みをより一層推進していく意向を示した。
BLUE SEED PROJECTの概要

「BLUE SEED PROJECT」は、2019年6月に株式会社シードが開始した使い捨てコンタクトレンズの空ケース回収・再資源化プロジェクトである。全国の眼科やコンタクトレンズ販売店などの協力施設を通じて空ケースを回収して資源として再利用するとともに、回収による収益の全額を海洋環境保全団体「一般社団法人JEAN」へ寄付している。2026年7月からは、回収した空ケースを原料レベルに戻して新たな空ケースを製造するケミカルリサイクルの実証実験を行っている。
株式会社シードの概要は以下の通り。
- 社名:株式会社シード
- 本社所在地:東京都文京区
- 代表者:代表取締役社長 佐藤 隆郎
- 創立:1957年(1951年にコンタクトレンズ研究開始)
- ホームページ:https://www.seed.co.jp

本記事は株式会社シードの発表をもとに作成。
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