WeSales、GemとGPTsの提供終了に備える無料チェックページを公開
WeSales株式会社は、AIの使い方を伝えるサイト「AIの最前線」で、GoogleのGeminiの「Gem」とChatGPTの「GPTs」の提供終了に備える無料のチェックページ「Gem 移行チェック」を公開しました。3つの質問に答えることで、自分のGemで移るもの・移らないものと、いまやっておくことが約1分で分かります。登録は不要で、名前やメールアドレスの入力はありません。
各サービスにおける提供終了と移行の期日

Googleのヘルプによると、個人アカウントにおけるGeminiの「Gem」は2026年11月17日に自動で「スキル」へ移り、読み取り専用になります。開くことは可能ですが、使用・編集・新規作成はできなくなります。その後、2026年12月17日にGemとそのファイルがGeminiアプリから削除されます。なお、Google Workspaceの会社用(Business・Enterprise・Non-Profit)は2027年3月、学校用(Education)は2027年6月が期日とされており、18歳未満の個人アカウントはもっと後になるとされています。

一方、ChatGPTの「GPTs」(カスタムGPT)は2026年12月11日に提供終了となります。延期が承認された一部のEnterpriseワークスペースのみ2027年2月11日となっています。
GeminiとChatGPTにおける移行対象の内訳
Googleのヘルプ「Gem からスキルへの移行について」によると、ユーザー自身による移行操作は不要とされていますが、すべてのデータがそのまま引き継がれるわけではありません。

Gemからスキルへ移るもの
- Gemの名前・説明・指示
- スキルが対応している形式のファイル(合計100MBまで。超える分は、大きいファイルから順に外れる)
Gemからスキルへ移らないもの
- GitHubのファイル、音声、動画
- 古いOfficeの形式(.doc・.xls・.ppt)
- 圧縮ファイル(.zip など)
また、スキルでは動画の作成・音楽の作成・Canvas・Deep Research・ガイド付き学習は使用できません。Gemに追加していたファイルは、12月17日までにダウンロードしておく必要があります。
ChatGPTの「GPTs」については、OpenAIのヘルプ「カスタム GPT の提供終了と移行に関する FAQ」によると、作成者のみが「プラグイン」へ移行できます。他の人が作成したGPTsを利用しているだけの利用者は移行できません。


GPTsからプラグインへ移るもの
- 指示(プラグインの中の「スキル」になる)
- ナレッジのファイル(参照ファイルにコピーされる)
- 接続済みアプリ
GPTsからプラグインへ移らないもの
- 選んでいたモデル
- カスタムアクション
- 共有・一般公開の設定
- 下書き(移るのは公開済みの版だけ)

なお、過去の会話は提供終了後も閲覧が可能です。
3つの質問で移行状況を判定する仕組み
公開されたチェックツールでは、以下の3つの質問に回答します。
- そのGemは、自分で作ったものか
- 他の人と共有しているか
- ファイルやGoogleドライブをつないでいるか
回答に応じて、移らないものがあるかの目安や、移行前に手元に残すべきもの(指示の全文・ファイル)、移らない場合に自分でスキルを作成する手順が表示されます。ツールで判明するのは、GoogleおよびOpenAIのヘルプに記載された範囲での見当といまやっておくことであり、実際の自動移行の結果を保証するものではありません。なお、Googleドライブから追加したファイルやGemini Notebookのノートブック、共有設定の扱いについては、2026年10月27日時点のヘルプに記載がないため、未記載であることがそのまま示されます。同様に3つの質問で確認できる「GPTs 移行チェック」も用意されています。
移行に備えて推奨される事前準備
発表では、移行前に実施しておくべき事項として以下の3点が挙げられています。
- 指示文を全文コピーして保存する
- 入れたファイルをダウンロードする(Gemのファイルは12月17日に削除)
- いつもの頼み方と、返ってきた答えを1つ控える(移ったあとに、前と同じように動くかを比べるため)
チェックツールの利用において名前やメールアドレスの取得は行われず、ボタンの押下状況のみがページ改善目的で個人を特定しない形式で記録されます。
チェック通過後のサービスとして、指示文をGeminiのスキル、ChatGPTのカスタム指示・プロジェクト、Claudeのプロジェクト向けに書き直す「GPTs・Gemの指示文を貼ると、作り直します」も案内されています。仕分けと頼み方1本は無料で提示され、残りの対応は2026年10月31日までの申し込みが480円、11月1日以降は980円となります(購入から7日以内であれば1人1回まで全額返金に対応)。
本記事はWeSales株式会社の発表をもとに作成されています。また、文中の仕様・スケジュールに関する記述は、Google「Gem からスキルへの移行について」(Gemini アプリ ヘルプ・日本語版・2026年10月27日に確認)およびOpenAI「カスタム GPT の提供終了と移行に関する FAQ」(2026年10月25日に確認)の内容に基づいています。
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