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EENOURが独自開発チップ搭載の半自動溶接機MIG120LXを発売

EENOUR(イーノウ)は、2026年10月27日、独自開発チップ「EEN-03P」を搭載した半自動溶接機の最新進化モデル「MIG120LX」を発売した。母材の厚みに応じて溶接条件を自動設定し、複雑なパラメーター調整をサポートする。ノンガスMIG・被覆アーク・LIFT-TIGの3つの溶接方式に対応した1台3役のモデルで、DIYから金属加工まで幅広い溶接シーンに対応する。

板厚に応じた溶接条件の自動設定と送給制御

同製品は、EENOUR独自開発の第3世代AIチップ「EEN-03P」と、蓄積された溶接ノウハウを活かした独自データベースを搭載している。母材の板厚を選ぶだけで電流・電圧などの溶接条件を自動設定し、これまで経験や知識が求められていた条件設定を自動化する。

また、ワイヤの設定送給速度と実際の速度をリアルタイムで検知し、制御チップ「EEN-03P+」が送給モーターのトルク・送給速度・溶接電流を動的に調整する。さらに、トーチと母材の距離の変化に応じて送給速度と溶接電流を自動調整し、溶接中の条件変化に対応して安定した溶接を実現する。

操作パネルには専用のインチングボタンが搭載されている。トーチを接続していない状態でもボタン操作で送給モーターを駆動してワイヤを送り出すことができ、新しいワイヤに交換した後もトーチのスイッチを握り続けることなくワイヤを送給できる。

作業内容に合わせて2Tモードと4Tモードの切り替えも可能となっている。2Tモードはトーチスイッチを押すと起弧し、離すと停止する仕様で、短い溶接や仮付け作業に適している。4Tモードはスイッチを押して起弧した後に離しても溶接を継続し、終了時に再度スイッチを操作して停止できるため、長時間の作業負荷を軽減する。

大型LEDディスプレイの採用と持ち運びやすさ

表示部には、従来モデルより画面サイズを拡大した高精細LEDディスプレイを採用した。溶接状態や設定内容が見やすく表示され、作業中も必要な情報を確認しやすい設計となっている。

本体サイズは340×170×230mmのコンパクト設計となっており、付属のショルダーストラップを取り付けることで肩に掛けて持ち運ぶこともできる。

製品仕様

  • 型番:MIG120LX
  • 溶接方式:MIG(GASLESS)/MMA/LIFT-TIG
  • 入力電压:100V±15%
  • 定格周波数:50Hz/60Hz
  • 適用ワイヤ径:0.8mm/1.0mm
  • 適用溶接棒:1.6~3.2mm
  • 適用板厚:0.8~5mm
  • 使用温度範囲:-20℃~40°C
  • 寸法(L×W×H):340×170x230mm
  • 本体重量:約4.65kg

本記事はEENOURの発表をもとに作成。

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