OWCがMacとWindows向けにRAID 6対応のOWC SoftRAID 9を発売
Other World Computing, Inc.(OWC®️: 米国イリノイ州ウッドストック)は、MacおよびWindows向けの最新バージョンOWC SoftRAID 9の販売開始を発表した。新たにRAID 6およびRAID 6+を搭載し、2台のドライブ障害に対応するデータ保護機能を提供する。さらに暗号化されたAPFSボリュームへの完全対応も実現している。
RAID 6およびRAID 6+による保護機能の強化
OWC SoftRAID 9では、RAID 6およびRAID 6+が新たに追加された。RAID 6ではアレイ内の任意の2台のドライブが故障した場合でも、データを失わずにボリュームへのアクセスを維持できる。大規模ストレージアレイや長期アーカイブ用途、ストレージ障害による業務停止が許されない制作環境向けとしている。
RAID 6+も同様に2台のドライブ障害への耐性を提供するが、パリティデータをアレイ全体へ分散せず専用のパリティドライブに保存する方式を採用している。この仕組みはSSDアレイに適しており、パリティ書き込みを集中化することで高いパフォーマンスを維持できるとしている。


OWC SoftRAID 9は、暗号化されたAPFSボリュームへ完全対応した。これにより、Windows環境からMacフォーマットのディスクへ安全にアクセスする方法を提供する。MacとWindowsが混在する環境での運用や、WindowsワークステーションからのMacバックアップへのアクセス、暗号化ドライブの共有時にも、データ保護に必要な暗号化を維持したまま利用できる。
また、OWC MacDriveテクノロジーを内蔵しており、AppleフォーマットのAPFSおよびHFS+ボリュームをMacとWindows間で共有可能となっている。
予防的監視と多彩なRAIDレベルへの対応
最新のドライバーテクノロジーを採用した本バージョンでは、macOSおよびWindows環境でRAIDの性能を引き出す。RAID 0 / 1 / 4 / 5 / 6 / 6+ / 10をサポートし、各RAIDレベルを最適化してドライブやインターフェースの帯域を活用する。なお、RAID 6 / 6+はmacOS 27以降に対応する。
さらに、OWC SoftRAID MonitorがHDD、SSD、NVMeドライブの状態を監視し、障害発生前に警告を通知する予防的なディスク保護機能も備えている。
Other World Computing(OWC)の創業者兼CEOであるLarry O’Connor(ラリー・オコナー)は、専用のハードウェアRAIDコントローラーに依存せずユーザー自身がデータを管理できる点に触れ、ストレージへの不安を軽減するために開発してきた旨を述べている。
価格と製品情報
OWC SoftRAID 9は現在販売中であり、無料のStandardプランと高機能なPremiumプランの2種類が用意されている。
- 単体ライセンス価格:初年度USD149.99、2年目以降は年間USD79.99
- バンドル情報:OWCの多くのRAIDストレージ エンクロージャー製品に3年間のOWC SoftRAID Premiumライセンスが付属
- 製品ページ:https://www.owc.com/solutions/softraid(英語)※SoftRAID 9は日本語対応
- 問い合わせ先:pr-asia@owc.com
本記事はOther World Computing, Inc.の発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



