伯東、一宮町での準天頂衛星を活用した防災スマートポール実証実験に技術協力へ
東京都新宿区に本社を置く伯東株式会社(代表取締役社長執行役員:宮下環、証券コード7433)は、千葉県一宮町とDX通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:杉本聡)が実施する、準天頂衛星「みちびき」を活用した「防災スマートポール」の実証実験に技術協力企業として参画する。
本実証は、地上の中継基地局を介さずに衛星から災害情報を直接受信し、警告灯やスピーカーによって海岸利用者へ警報を伝達する仕組みの有効性を検証するものだ。実証実験は2026年10月末から千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸で開始される。
海岸部における迅速な警報伝達の検証へ
実証の場となる一宮町の釣ヶ崎海岸は、多くのサーファーや観光客が訪れる地域であり、津波発生時には迅速な警報伝達と避難誘導が重要となる。
今回の取り組みでは、準天頂衛星「みちびき」のL1S信号(災害・危機管理通報)を利用した災害情報の直接受信と、スピーカー・警告灯による警報出力を組み合わせ、海岸部における警報の伝達方法を検証する。
防災受信機と警報制御の仕様具体化を支援
伯東株式会社は本実証において、防災受信機および警報制御に関する機器・技術面で協力を行う。衛星から受信する災害情報を警報として活用するためには、受信情報の種類や対象地域を判定し、適切な警報出力につなげる仕組みが必要となる。
同社は、こうした受信情報の処理と、スピーカー・警告灯による警報出力をつなぐ機器・制御仕様の具体化に協力することで、実証を技術面から支援するとしている。
実証実験の概要と記者会見の予定
実証実験の概要は以下の通りとなっている。
- 実証場所: 千葉県一宮町 釣ヶ崎海岸
- 実証開始: 2026年10月末
- 検証期間: 2026年12月末まで
- 主催:一宮町、DX通信株式会社
- 協力:伯東株式会社 ほか
- 当社の立場:技術協力企業
なお、本実証に関する記者会見および現地デモンストレーションは、2026年11月2日(月)に一宮町および釣ヶ崎海岸にて実施される予定だ。
今後の展開
伯東株式会社は本実証を通じて、衛星からの災害情報受信と警報出力に関する技術的な有効性や、実際の利用環境における課題を確認していく。同社は1953年の創業以来、技術商社および工業薬品メーカーとして事業を展開しており、今後も関係企業との連携を通じて保有する技術知見や製品・機器の提案力を活かし、地域社会の安全・安心に資する技術の活用を推進していく方針だ。
本記事は伯東株式会社の発表をもとに作成。
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