澤村、築51年住宅を高断熱化したモデルハウスを滋賀県にオープン
株式会社澤村は、住環境がもたらす健康課題の解決を目指し、安曇川高断熱リノベーションモデルハウスをオープンしました。本モデルハウスは、一般社団法人 日本人の健康をつくる住宅断熱リフォーム推進協議会が目指す「断熱性能と健康」というコンセプトを体現した滋賀県初の事例です。リノベーションでは困難とされる高い断熱性と全館空調を実現し、住まいを長く豊かに暮らせる健康資産へと変える提案を行っています。
断熱性能と健康寿命の関連性に着目

日本では既存住宅の多くで断熱性能が不十分であり、冬場には室内でも10℃前後まで室温が下がるケースが見られます。寒い住環境は住宅の断熱性能不足や不適切な暖房使用、結露によるカビ・ダニの発生などを要因として、高血圧や循環器疾患といった生活環境病を引き起こすリスクがあります。

健断リフォーム推進協議会の代表理事である岩前篤氏(ウムヴェルト建築総合研究所 株式会社 主宰、元近畿大学副学長・建築学部教授)が約2万4千人の居住者を対象に実施した調査では、高断熱住宅への転居によって高血圧や手足の冷え、アトピー、気管支喘息などの症状が改善されたと報告されています。また、慶應大学名誉教授の伊香賀俊治氏の研究によると、冬の平均室温が2℃高いだけで健康寿命が約3年延びることが明らかになっています。

日本の既存住宅の約7割は十分な断熱性能を備えておらず、部分的に暖房する採暖が一般的である中、SAWAMURAは健断リフォーム推進協議会の取り組みに賛同し、住まいを健康のソリューションとする考えを発信しています。
築51年の住宅を断熱等級6相当へ性能向上


本モデルハウスは、築51年の日本家屋の構造を活かしながら徹底した断熱改修を行い、UA値(外皮平均熱貫流率)0.34W/㎡K(断熱等級6相当)の断熱性能を実現しました。住宅内の温度差を抑えることで廊下や脱衣所などの寒暖差を軽減し、住まい全体を快適な温熱環境へと整える温度のバリアフリーを図っています。

高気密施工による全館空調や未断熱室の体感展示




全館空調システムの性能を発揮するため、見えない壁内まで気密施工を実施しました。高い気密性能と全館空調を組み合わせることで、エアコン1台で家全体を快適な温度に保つ住環境を整えています。
また、館内にはあえて断熱改修を行わずに昭和当時の状態を残した「未断熱室(展示スペース)」を設置しています。高断熱化したLDKとの温熱環境の違いを直接体感できる仕組みです。
内装は無垢材や一枚板カウンター、酒樽の蓋の古材を取り入れた和モダンの空間とし、寝室や水回りを1階に集約した平屋風の生活動線を採用しています。
物件および会社概要
安曇川 高断熱リノベーションモデルハウスの物件概要および株式会社澤村の概要は以下の通りです。
安曇川 高断熱リノベーションモデルハウス 物件概要
- 所在地:滋賀県高島市安曇川町田中947-3
- 築年数:51年(1973年9月新築)
- 構造:木造瓦葺2階建て
- 性能値:UA値0.34 W/㎡K(断熱等級6相当)、C値0.88 ㎠/㎡
株式会社澤村 会社概要
- 会社名:株式会社澤村
- 代表者:澤村 幸一郎
- 本社:滋賀県高島市勝野1108番地3
- 創業:1950年
- 資本金(グループ全体):50,000,000円
- 従業員(グループ全体):202名 ※2026年7月時点
- HP:https://www.sawamura-shiga.co.jp/
本記事は株式会社澤村の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



