ギリア、設計開発向け基盤の機能強化版GHELIA AutoDeck Ver.1.1提供へ
ギリア株式会社は、マルチモーダルLLMを用いた設計開発のナレッジ基盤「GHELIA AutoDeck(略称 GAD)」の新バージョンとなる「Ver.1.1」の提供を開始します。

対話によるUIの追加や、ナレッジデータベースを横断的に検索して最適な回答を生成・蓄積する機能を強化しました。同製品は、製造業における設計文書や3Dモデル、シミュレーションデータといった非構造データを管理し、企業固有のナレッジ消失を防ぐことを目的としています。

対話形式とテンプレートで高品質なナレッジを蓄積
ナレッジの蓄積段階では、新たに「ナレッジワークスペース機能」が導入されました。3Dモデルやシミュレーションデータの投入後、LLMがチャット形式で対話を行い、テンプレート選択や追加ファイルのやり取りを経てナレッジを仕上げます。ドラッグアンドドロップでのファイル入力や自由テキストによる反映に対応し、AIによる下書き作成とユーザーの確認・補完を組み合わせることで、文章のばらつきを抑えます。
また、「ナレッジテンプレート機能」により、章構成や使用データの種類を業務工程や部署ごとに定義できるようになりました。登録時にはLLMが記述内容を自動で審査し、受入基準を満たしていない場合は書き直しを促す仕様を備えています。

検索UIの刷新と複数ナレッジを横断した回答生成
ナレッジの検索・活用段階ではUIが刷新され、関連事例の検索や原因調査、表での比較といったメニューがあらかじめ設定されたほか、速度優先モードと精度優先モードの選択が可能になりました。自然言語入力に加え、3D CADモデルの形状を起点とした検索にも対応しています。

さらに、LLMが複数のナレッジを横断して読み解き、要約や回答を生成する機能を追加しました。個別の事例を一覧表示するだけでなく、複数の解析データなどから共通項や解決策を提示できるようになっています。
組織知の基盤構築を目指し展示会で初披露へ
ギリアは今回の機能追加を通じて、従来のPLMやPDMといったデータ保管システムの上位に位置づけられる「ナレッジレイヤー」の構築を目指しています。設計管理者や営業、経営者まで幅広い層が横断的に知見を得られる仕組みを整える方針です。

なお、同社は2026年11月18日〜20日に東京ビッグサイトで開催される「スマートファクトリーJapan 2026」の「東京ビジネスフロンティア」ブース「F-59-S」(東京都中小企業振興公社出展)にて、GAD Ver.1.1の製品デモを初めて紹介する予定です。

- 設立: 2017年6月
- 代表者: 代表取締役社長 齋藤 真
- 本社所在地: 東京都台東区
- URL: https://ghelia.com/
本記事はギリア株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



