I-neらの鉢伏山保全活動、日本自然保護大賞2026の選考委員特別賞を受賞
株式会社I-neは、大阪府茨木市の鉢伏山での自然保全活動「鉢伏山『Hachibuse Nature Positive Project 』」が評価され、日本自然保護大賞2026の「選考委員特別賞」を受賞した。本賞は、プロジェクトのパートナーである岩阪自治会、鉢伏山森づくりの会、大阪府森林組合との共同受賞となる。同社は今後も都市近郊ならではの里山保全のモデルとして、地域とともに鉢伏山を次世代へつないでいくとしている。
日本自然保護大賞の概要
日本自然保護大賞は、公益財団法人日本自然保護協会が2014年に創設した表彰制度である。自然保護や生物多様性の保全に取り組む個人・団体・企業・自治体を対象に、地域に根差しているか、活動の継続性や先進的な工夫、多様な主体との連携があるかどうかといった観点から優れた取り組みを選定して表彰している。賞には「保護実践」「教育普及」「子ども・学生」の3部門の大賞に加え、選考委員から特に高い評価を得た活動に贈られる「選考委員特別賞」が設けられている。
鉢伏山における課題と保全活動への参画
鉢伏山は大阪府茨木市、ニュータウン・彩都に隣接する標高299メートルの里山で、都心から約30分の立地ながら絶滅危惧種を含む300種以上の動植物が確認されている。かつては地域の共有林として暮らしを支えていたが、時代の変化とともに人の手が離れて森が荒廃した。地元自治会や「鉢伏山森づくりの会」が長年保全活動を続けていたものの、高齢化や担い手不足により自力での維持・管理に手が回らない状態が続いていた。さらに2018年の大型台風21号により数百本のヒノキが倒壊し、地域の保全活動は限界に直面していた。
こうした状況に対し、株式会社I-neは2023年より大阪府のアドプトフォレスト制度を通じて保全活動に参画した。台風被害エリアにはサクラやツツジを毎年100本単位で植樹して広葉樹林化を進め、暗くなった人工林は一部を伐採して光を入れ、天然更新を促している。
多様な主体による協働体制と評価
保全作業には株式会社I-neの社員も定期的に加わり、これまで延べ179名が参加した。活動は岩阪自治会、鉢伏山森づくりの会、大阪府森林組合と協働で進められており、地域向けの自然観察会も開催されている。こうした多様な主体による協働体制が評価され、同プロジェクトは2025年に環境省の「自然共生サイト」に認定されたほか、今回の日本自然保護大賞2026「特別賞/選考委員特別賞」の受賞につながった。
執行役員 CSuO Chief Sustainability Officer)松江朝子は、選定への謝意とともに、今後も多角的な協働を通じて都市近郊の豊かな生態系を守り、持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢を示している。
株式会社I-ne 会社概要
- 会社名:株式会社I-ne(アイエヌイー)
- 設 立:2007年3月
- 代表者:代表取締役社長 大西 洋平
- 所在地:〒541-0058 大阪府大阪市中央区南久宝寺町4-1-2御堂筋ダイビル8階
- URL:https://i-ne.co.jp/
本記事は株式会社I-neの発表をもとに作成しています。
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