10年以上にわたる海外教育の実践を次のステージへ 文科省「EDU-Portニッポン」に採択、教育効果の実証へ ~学力と学びを支える力の変化を検証する活動が本格稼働~
すららネットの学習実証事業が文部科学省EDU-Portニッポン応援プロジェクトに採択
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AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材の開発・提供を行う株式会社すららネットの事業が、文部科学省の令和8年度日本型教育の海外展開事業「EDU-Portニッポン応援プロジェクト」に採択されました。
採択されたのは「国際算数・数学コンテストによる非認知能力育成のデジタル学習実証」事業です。同社にとって2018年度の初採択以来、通算7度目、2025年度から2年連続の採択となります。
今回の実証事業は、2014年のJICA実証プロジェクト採択を機に開始し、10年以上にわたり積み重ねてきた海外での教育実践を基盤としています。学力だけでなく、学習意欲や自信、継続力、挑戦する姿勢など、子どもたちの学びを支える力にどのような変化が生まれるのかを検証します。

同社はインドネシア、スリランカ、エジプト、カンボジアなどで、算数・数学のデジタル教材提供に加え、現地指導者の育成や教室運営の支援、国際コンテストや学習イベントの開催などを約8年にわたり実施してきました。実証事業では、デジタル学習と国際的な教育イベントを組み合わせた取り組みの教育的効果を明らかにします。
6カ国参加の国際大会や学習イベント「すららカップ」を実施
事業の中核となる「すらら国際デジタル算数・数学コンテスト(DMC2026)」が9月に開始されました。インドネシア、スリランカ、エジプト、カンボジアを含む6カ国約4,000人の児童生徒が参加し、海外向け教材「Surala Math」で学んだ内容をもとに計算の正確性やスピードなどを競います。カンボジアでの9月下旬の予選会を皮切りに各国で順次予選や国内本選を行い、11月の国際決勝大会へと進みます。
また、12月1日(火)からは第23回「すららカップ」の開催を予定しています。努力の過程を評価・表彰する学習イベントで、近年は海外の「Surala Math」「Surala Nihongo」の学習者にも広がっています。イベント後のアンケートや学習ログを活用し、参加前後の学習行動や意識の変化を分析します。

事前調査を踏まえた本格的な効果検証の計画策定へ
2025年には、Institution for a Global Society(IGS)株式会社の協力のもと、スリランカで非認知能力に関する事前調査を実施しました。その結果、「Surala Math」を1年以上継続して学習した生徒は、1年未満の生徒と比べて学習意欲や自信などに関する自己評価が高い傾向が見られました。
実証事業ではこの結果を踏まえ、学習ログやアンケートから学びを支える力の変化を多面的に把握することを目指すとともに、令和9年度以降にスリランカまたはカンボジアで実施する本格的な効果検証に向けた調査計画を策定します。
すららネット海外事業推進室執行役員の藤平朋子は、採択を通じて海外の教育現場で積み重ねてきた実践の教育的価値をより明確にし、自己効力感まで捉えた知見を各国の教育現場へ還元していきたい旨を述べています。

関連情報
- 文部科学省「EDU-Portニッポン」:官民協働のオールジャパンで取り組む日本型教育の海外展開推進事業
- 海外向けICT教材「Surala Math」:四則計算を学ぶ「Surala Ninja!」と「すらら」算数・数学を海外向けにローカライズした教材。英語版、インドネシア語版、シンハラ語版、クメール語版を展開
- 株式会社すららネット:代表取締役社長 湯野川孝彦、東京都千代田区
本記事は株式会社すららネットの発表をもとに作成されています。
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