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地方の獣医学生も73%が都市部へ就職 TYLが就活エリア事情を調査

獣医師向け就職支援サービス「ベットエージェント(VetAgent)」を運営する株式会社TYLは、獣医学生の就職エリアに関する調査レポートを公開しました。同サービスに登録した2024年卒~2026年卒業見込みの獣医学生162名のデータを分析したところ、大学の設置地域に関わらず最終的に7割以上が大都市圏(東京・大阪等)を選択している実態が明らかになりました。地方大学の学生であっても、約73%が都市部へ就職している状況です。

大学の所在地に関わらず7割以上が大都市圏を選択

大学の所在地による進路の違いを分析した結果、関東等の都市部大学の学生はそのまま都市部に留まる割合が約75%となりました。一方で、地方大学の学生についても最終的に約73%が上京や逆Uターンなどにより都市部へ就職しており、地方で学びながらも都市部を進路に選ぶ動きが主要な傾向となっています。

面談記録の分析からは、医療レベルや症例数といったキャリア軸と、人間関係や住環境などのライフスタイル軸を考慮しながら選択する背景がうかがえます。選択理由は主に以下の4点に整理されています。

  • 症例数の豊富さと生活利便性の向上(キャリア×生活環境):一次診療中心の地方よりも症例数や症例幅が豊富な都市部(札幌等)を選定し、友人関係や文化活動などプライベートの充実も判断材料とする。
  • パートナーの就職先に合わせた柔軟なエリア設計(キャリア×ライフイベント):パートナーの配属地域へエリアを変更し、希望する特殊診療(エキゾチック等)が学べる1.5次病院を選択する。
  • 環境変化への配慮と生活基盤の優先(精神的安定×実家生活):社会人1年目の環境適応や精神的負担を考慮し、飼育している愛犬の世話など身近な生活基盤を重視して実家通勤を選択する。
  • 憧れの地域への移住と高度医療探求の両立(地方移住×スキルアップ):居住経験のない憧れの地域(沖縄等)への移住挑戦と、高度医療環境でのスキルアップを同時に目指す。

可処分所得と3年後のライフプランが重要

調査結果を踏まえ、レポートでは就職先エリアを検討する際のポイントとして2点を挙げています。

1つ目は、基本給だけでなく家賃補助を含めた可処分所得への着目です。額面給与が同等であっても、手厚い家賃補助がある病院や実家通勤できる病院と、手当のない都市部の一人暮らしとでは、毎月の可処分所得に5万〜8万円程度の差が生じるため、事前の試算が重要だとしています。

2つ目は、3年後のライフプランを見据えた選択です。獣医学部は6年制のため卒業後の生活がライフイベントと直結しやすく、数年後の生活環境や人間関係を考慮して軸を設定することが入社後のギャップを防ぐ鍵になるとしています。

調査概要

  • 対象データ:ベットエージェントを利用して就職活動・相談を行った獣医学生の新卒データ162名分(※パート・大学院生データを除く)
  • 対象期間:2024年卒〜2026年卒業見込み
  • 集計方法:自然言語処理技術を用いた自由記述テキストの分類および分析

※データおよび傾向は株式会社TYLサービス登録者の情報をもとに独自に統計処理・分析したもので、特定の大学の公式な見解や就職実績を示すものではありません。

株式会社TYLの概要

  • 名称:株式会社TYL
  • 代表取締役社長:金児 将平
  • 設立:2017年8月1日
  • 資本金:225,124,800 円 ※資本準備金含む
  • 所在地:東京都港区芝 2-13-4 住友不動産芝ビル 4号館4階
  • コーポレートサイトURL:https://pet-tyl.co.jp/

本記事は株式会社TYLの発表をもとに作成しました。

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