琉球銀行とスマレジが業務提携 沖縄県内事業者の店舗DXと免税対応を支援
琉球銀行と株式会社スマレジは、沖縄県内事業者のデジタル化支援およびインバウンド需要への対応強化を目的に、決済領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた業務提携を締結した。県内事業者における精算業務の効率化を促進し、地域全体の業務負担軽減やDX推進を図る。さらに、キャッシュレス決済や免税対応の普及を通じてインバウンド需要の取り込みを支援し、沖縄県経済の活性化に貢献していく構えだ。
業務提携の背景と各社の役割

近年はキャッシュレス決済の普及や人手不足への対応に加え、訪日外国人旅行者の増加を背景に、小売業や飲食業を中心とする事業者において店舗運営の効率化や顧客利便性の向上が求められている。また、国内有数の観光地として多くの訪日外国人観光客を受け入れている沖縄県では、キャッシュレス決済や免税販売への対応が事業者の競争力向上における重要な要素となっている。
こうした状況を踏まえ、頭取を島袋 健が務める琉球銀行と、代表取締役を宮﨑 龍平が務め大阪市中央区に本社を置く株式会社スマレジは、それぞれの強みを活かして最適な店舗DXソリューションを提供するために提携した。提携における各社の役割は次の通りとなる。
- 琉球銀行:決済環境の提供、県内事業者との連携
- スマレジ:POSレジや免税システムの提供、店舗DX機能の提供
経営課題の解決とインバウンド消費獲得に向けた取り組み
本提携は、沖縄県内事業者が抱える経営課題の解決を支援するとともに、観光立県である沖縄における地域経済の活性化に貢献することを目的としている。両社は提携を通じ、以下の項目の実現を目指すとしている。
- POSレジと決済システムの連携による業務効率化と、人手不足を背景とした店舗運営課題の解決支援
- キャッシュレス決済環境の整備による顧客利便性向上
- 訪日外国人旅行者向け免税販売への対応強化によるインバウンド消費の獲得支援
- 売上データ活用による経営改善支援
- 中小事業者のDX推進を通じた地域経済の活性化
なお、琉球銀行および琉球銀行グループは、「沖縄のために、挑みたい未来がある。」というグループスローガンのもと、地域課題の解決につながるサービス提供を通じて持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
今後の展開と店舗DXプラットフォームの構築
両社は今後、沖縄県内の小売業、飲食業、宿泊業などを中心に共同提案を展開し、POS・キャッシュレス決済・免税サービスの普及拡大を図る方針だ。
あわせて共同セミナーや個別相談会の開催を通じて事業者のデジタル化ニーズへの対応を進め、インバウンド需要の取り込みに向けた支援を強化していく。さらに、店舗運営に関連する各種サービスとの連携も検討し、県内事業者の成長と持続的な発展に貢献する総合的な店舗DXプラットフォームの構築を目指すとしている。
本記事は琉球銀行の発表をもとに作成。
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