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太宰治の人間失格を舞台化 2026年11月に新宿の雑遊で上演へ

合同会社Upalupa Entertainmentは、2026年11月26日(木)から11月29日(日)まで、新宿の劇場「雑遊」にて舞台『人間失格』を上演する。本作は太宰治の代表作『人間失格』を原作に、コンテンポラリーダンスや身体表現、現代アートを思わせる視覚演出を融合させた作品となる。主人公の大庭葉蔵役は榎本響【紫】と雨宮希雄【暁】がWキャストで務め、脚本・演出は小池樹里杏が担当する。

身体表現と視覚演出で太宰治の文学を再構築

本作は、1948年に発表された太宰治の『人間失格』を原作としており、俳優の身体、言葉、音楽、照明、色彩によって再構築される。主人公の大庭葉蔵が抱える孤独や自己否定、他者との関係に対する恐れといった人間の苦悩を、舞台上に立体的に表現することを目指している。

演出面ではコンテンポラリーダンスや身体表現を取り入れ、言葉だけでは説明できない感情や矛盾を俳優の身体によって描き出す。さらに、主人公・葉蔵の記憶や感情、幻想などを体現する存在として複数の「栞」を配置し、内面世界を可視化する演出が取られる。物語の外側から語る「私」、物語の内側で生きる葉蔵、「栞」という異なる視点が交差する構成となる。また、象徴する色彩として、孤独や死の影を象徴する紫と、生命力や温もりを象徴するオレンジの2色が採用されている。

主演キャストとスタッフ

主人公の大庭葉蔵役はWキャストとなり、榎本響【紫】と雨宮希雄【暁】が起用された。

榎本響は1997年生まれで、2026年にTBS日曜劇場『VIVANT』第2シーズンにレギュラー出演中であり、Netflix『インフォーマー』や舞台『義民』(主演)、『志士たち』などに出演した経歴を持つ。

雨宮希雄は映画『サンパギータ』や『復讐のWASABI』への出演、ショーパブ公演『ギョウカイの森』のプロデュースなどを手がけており、本作が初舞台となる。

脚本・演出を手がける小池樹里杏は、映画『映画の街・北九州』で国際短編映画祭 SSFF&ASIA 2021 ジャパン部門にノミネートされたほか、監督・脚本を務めた映画『サンパギータ』で第18回 ロサンゼルス日本映画祭 Best Cross Culture Awardを受賞している。小池樹里杏は「太宰治が描いた人間の弱さや孤独が、今を生きる私たちにどのように響くのか。劇場で、その答えを一緒に探していただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。

劇場空間での体験を重視

AIやデジタル技術が日常に浸透する現代において、劇場で生身の人間と向き合い、自ら感じて考える体験を届ける意図が込められている。また今回は公演グッズの物販を設けず、観客が劇場で感じた時間そのものを持ち帰ることを重視しているとしている。

公演情報

舞台『人間失格』の公演スケジュールおよびチケット情報は以下の通りとなる。

  • 原作:太宰治『人間失格』
  • 脚本・演出:小池樹里杏
  • 公演期間:2026年11月26日(木)〜11月29日(日)
  • 会場:雑遊(東京都新宿区新宿3-8-8 新宿O・Tビル1F)
  • 公演スケジュール(全8公演/Wキャスト):
  • 11月26日(木)15:00【紫】/19:00【暁】
  • 11月27日(金)15:00【暁】/19:00【紫】
  • 11月28日(土)15:00【暁】/19:00【紫】
  • 11月29日(日)13:00【紫】/18:00【暁】
  • チケット料金:一般前売:5,500円(税込)、当日:6,500円(税込)
  • 一般販売開始:2026年10月1日(木)
  • チケット予約:https://forms.gle/3xdqCnEgRPdrAbq69
  • 出演キャスト:榎本響【紫】/雨宮希雄【暁】/一色絵里加【暁】/卯津流【紫】/福井将太【紫】/寺尾歩武【暁】/Joanna/手毬楽矢/森山能/日野一七/下薗あいり/阿樹【暁】/箕輪菜穂江/工藤未咲/橘さり/小寺涼子/時任瑞季/宮城もえ/多々良美里/西澤佳就(出演者・出演役は公演回によって異なる)

企画・制作を行う合同会社Upalupa Entertainmentは2025年3月設立で、俳優マネジメント、舞台・映画の企画制作、広告キャスティングなどを展開している(公式サイト:https://upalupa.tokyo)。

本記事は合同会社Upalupa Entertainmentの発表をもとに作成。

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