DATAFLUCTと東芝が映像解析AIとAIデータ基盤の連携検証を実施

株式会社DATAFLUCTは、株式会社東芝が提供する「SATLYS映像解析AI」と、自社のAIデータ基盤「Airlake platform」との連携検証を実施しました。蓄積された映像データをAIで解析し、構造化データとしてBIツールで可視化する一連の流れをシームレスに実現します。監視や見守り用途にとどまっていた映像データを、業務改善や分析に活用できる経営資源に変えることを目指すとしています。
映像データの蓄積と他データとの組み合わせ

従来の映像解析は映像単体の情報からリアルタイムに検知やアラートを行う手法が主流でしたが、近年はマーケティングやより深い分析への活用ニーズが高まっています。例えば現場の安全管理においては、即時警告だけでなく、ヒヤリハットや軽微な不安全行動の把握や要因の分析が求められており、現場、工程、天候といった業務データとの掛け合わせが不可欠とされています。

今回の連携では、映像データの解析結果を蓄積・構造化し、他の業務データと組み合わせて分析および可視化する環境を検証しました。Airlake platform上の映像データをSATLYSに入力可能な画像形式に自動変換した上でAI解析を行い、その結果をAirlake側で構造化データとして出力・保存し、Power BIなどのBIツールと連携して可視化します。
道路損傷検知と現場安全管理の2つのユースケースを検証
検証内容の1つ目として、ドライブレコーダーなどの走行映像から道路損傷を検知するユースケースを実施しました。検出対象をヒートマップ描画した映像が出力され、専用機器を使わずに日常の走行データから道路点検を行える可能性を確認したほか、蓄積データによる損傷の発生原因や傾向分析への展開が期待されるとしています。
2つ目として、現場安全管理における画像質問応答を検証しました。現場映像に対して質問を投げかける形式で、ヘルメット未着用、ながらスマホ、ポケットハンドといった不安全行動を特定します。解析結果を蓄積することで、週次や月次での現場ルール遵守状況の確認や、インシデント発生時の原因特定に活用できる環境を支援します。
幅広い業種への展開を想定
両社は検証結果を踏まえ、工場、建設現場、商業施設など映像データを活用したい幅広い業種への展開を想定しています。Airlake上で選択可能な映像解析モデルは順次拡大予定です。
株式会社東芝のデジタルエンジニアリングセンターでフェローを務める鈴木優は、SATLYSとAirlakeの連携による他のデータとの掛け合わせに大きな可能性を感じているとした上で、映像データの蓄積と活用をシームレスに実現することで、より多くの企業のデータ活用を推進できると期待を寄せています。
株式会社DATAFLUCTの概要
- 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージ SHIBUYA サイド SHIBUYA タワー7階
- 代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
- 設立:2019年1月29日
- 資本金:14億9,712万円(資本準備金含む)
- 事業内容:データプラットフォーム構築・運用支援事業、DX推進支援・運用支援事業、サステナブルデータビジネス事業
本記事は株式会社DATAFLUCTの発表をもとに作成されています。
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